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【最低限知っておきたい!】洋食のコース料理を食べる際のマナー

Shingo Hirono

2014/02/04(最終更新日:2014/02/04)


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【最低限知っておきたい!】洋食のコース料理を食べる際のマナー 1番目の画像
 ホテルや少し格式のあるレストランでのコース料理は誰でも少し緊張するものです。大人としての正しい食事のマナーを身に付けておいしいコース料理を楽しみたいですね。マナーを気にし過ぎてびくびくしながらの食事は味気なく、相手にもいい印象を与えません。同席する方に不快感を与えないようにし、スムーズなコミュニケーションを取りながら食事をするための基本的なマナーを身に付けておきましょう。日本料理のコースもありますが、ここでは洋食コースのマナーにについて説明をします。

料理が運ばれるまでのマナー

入店時 

 レストランに入るときは、よい姿勢で歩き、女性と一緒の場合はレディーファーストが基本です。クロークに荷物やコートを預け、お店の人の案内で席に向かいます。

テーブルに座るときの姿勢 

 体とテーブルの間は、こぶし1個分くらい開けて、背筋を伸ばして座ります。荷物は椅子に置かず、予めクロークに預けておきます。

席次

 基本的には、花が飾ってあったり、景色よかったり・・・などお店の中でも一番いい席が「上座」にあたります。レストランによって違いますので、特にビジネスでの会食の場合は、事前にお店の方に尋ねておくといいですね。いったん席に付いたら、基本的にデザートまで中座は控えましょう。テーブルの上に携帯を置いたりするのはマナー違反です。

ナプキン

 ナプキンは席についたらすぐに広げて膝にかけていいです。食事が運ばれる前にひざの上に広げておきましょう。

メイン~デザートのいただき方 

 食べる速さは周りの方と同じくらいのペースでいただきます。コースの途中で次の料理を出すタイミングをお店側に知らせるために「食事中」なのか「食後」なのかを知らせるサインがあります。「食事中」の時は、ナイフとフォークをハの字にし、「食後」は、ナイフの表を上にしてナイフとフォークを右に並べて置きます。食べるときの姿勢ですが、脇を広げて、ナイフとフォークが上がりすぎていたり、頭を下げすぎて「犬食い」のようになったりするのはマナー違反です。

スープ 

 スープをすくう時は手前から奥に向かって。音をたてずに飲みます。残り少なくなってきたら、皿の左手前を持ち上げてスープを寄せてすくいます。

魚料理 

 骨付きの場合はフォークで中心の骨を押さえ表側の身をナイフで皿の向こう側に置きます。フォークで骨の左端を押さえ、ナイフを骨の下をくぐらせるようにして身から骨をはずします。

肉料理 

 肉は、左端から食べやすい大きさに切って食べます。

パン 

 一口大の大きさにちぎってからバターなどをつけて食べます。

デザート 

 あまり崩し過ぎないようにして食べます。ただし、安定せず倒れやすいケーキなどはそっと倒してから一口大に切って口に運んでもいいです。


 
 この他にももちろん、場の雰囲気に合わせて楽しく会話することやお酒を飲みすぎないことも大切です。さぁ、あなたも楽しく、おいしく、スマートにコース料理を楽しんでください。

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