現在はビジネスで、上司とのやり取りもメールで行う事も多々ある。上司へのメールに返信を送る事も非常に多いだろう。上司へのメールの送り方ひとつでもきちんとしたマナーが存在している。
例え親しい上司だとしても、メールに関するビジネスマナーはきちんと使うべきだろう。友人とのメールのやり取りとはわけがちがうのである。直接言葉を話すわけではなく、上司とのメール文面でのやりとりは誤解も生みがちなので、上司へのメールの返信の仕方も間違いのないように注意しよう。
上司へのメールで“お疲れさまです”はタブー
上司からの指示や連絡のメールが来た場合、やってしまいがちな上司へのメールを送る際も間違いとして多いのが「お疲れ様です。」というものだ。気にせずに「こんにちは」の代わりのように使っている方は非常に多いのではないかと思うが、上司へのメールに対して使うのは間違った認識なのである。
基本的に上司などの、目上の者に対して「お疲れ様」や「ご苦労様」という言葉はメールに関わらず使うべきではない。メールを送る上司が、年配の上司であればあるほど、失礼だと注意されてしまうかもしれないので気をつけたい。
上司からメールが来た場合、上司へのメールは基本的に「お疲れ様です。」などはいれずに、「かしこまりました。」や「はい、わかりました。」「了解致しました。」などがよいだろう。これらの文の前に何か付け加えたい、というのなら、「メール拝読致しました。」と文のはじめにいれると丁寧になり、上司へのメールとして失礼もない。
些細な内容でも素早く上司へのメールを
上司へのメール返信においてよく聞くのが、メールの返信を必要としないような内容でも、返信はした方が良いのかというものや、すぐに上司に報告できない内容の場合は、結果が出る迄放置してよいのか、などだが、基本的に上司からのメールにはどんな内容であっても気付いたらすぐに上司へメールするべきだ。
上司へのメールを必要としない内容の場合でも、上司からのメールをきちんと見ましたよという報告をするべきだろう。特に長々と返信をする必要はないので、「了解致しました。」でもいい。内容によっては、「ご連絡ありがとうございました。」と感謝を上司にメールで送るだけでもよいのだ。返信して嫌な気持ちになる上司はいない。もしかしたら、上司へメールを送ることでマメに業務に取り組んでいると上司に思ってもらえるだろう。
すぐに報告ができない内容だった場合も、もちろん上司にメールを返信するのが好ましい。結果が出るまで待っているのでは、遅いのだ。現在どういった状況なのか途中経過の報告でも良いので、確認が必要な場合には「確認した後にご報告致します。」などが好ましい。
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