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プレゼンに有効なジェスチャーと上手な使い方

Takeshi Sugiuchi

2014/02/04(最終更新日:2014/02/04)


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 プレゼン中にジェスチャーを行うことで、より製品の魅力が伝わったり、プレゼンの効果が高まる場合があります。あるいは、外国人に対してプレゼンを行う場合に、体を動かすことで伝えたいことがより感情的に伝えられたり、言葉数が少なくてもジェスチャーによって製品の魅力を伝えることができる場合もあります。ここでは、プレゼンに役立つ効果的なジェスチャーの使い方について紹介していきましょう。

手の動きで効果的なジェスチャー

 ジェスチャーと言えば、手を動かすことが誰もが一番に考えつくことなのではないでしょうか。手の動きをつけ加えることで、自然に相手に対して語りかけることができます。ジェスチャーといえば派手な演出を想像する方もいらっしゃるかも知れませんが、あくまで自然に動かすことで、相手に感情が伝わる場合の方が多いです。

 手の動きにおいては、右手は過去、左手は未来を表します。プレゼンにおいては過去から未来に時系列的に話をする機会も多くなることでしょう。その時に効果的な方法が手を使って時間の流れを見せてあげるという方法です。
時間の流れを説明する際には有効な方法です。

 あるいは、『オープンポジション』という手の使い方も効果的です。『オープンポジション』とは、手のひらを相手に見せ、正面を向くという動作です。このジェスチャーによって、聴衆は心を開いてもらっているように感じたり、親近感を持ったりする効果があります。あのオバマ大統領も実践しているジェスチャーの一つでもあります。これは、聴衆の警戒心を解いて、興味を引く場合に効果的なジェスチャーとなります。

手の動き以外にもジェスチャーは色々ある

 『まっすぐ立つ』という姿勢も実はジェスチャーの一つです。たまに机に寄りかかってプレゼンをする人がいますが、それでは聴衆にとって良い印象は与えられないでしょう。真っ直ぐ立つと言うことは、自身の表れを聴衆に示すということです。そのためにも、机などがある会場でプレゼンを行う場合はできるだけそこから離れ、まっすぐ立ち、全身を前に向けることを意識しましょう。

 また、アイコンタクトもジェスチャーの一つに数えられます。アイコンタクトは、聴衆を惹きつける上でも重要なものの一つです。緊張しないために、一点に集中してプレゼンを行う人がいますが、これでは聴衆を惹きつけられません。大事なポイントで聴衆にアイコンタクトを入れることで、相手の理解度を高めることができます。
 
 いくつかジェスチャーを挙げましたが、大事なことは、それらをごく自然にプレゼンに組み入れることです。不自然にならないように練習することが大切です。


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