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プレゼンで発表者の評価をするシートの作り方

ichiba hideki

2014/02/02(最終更新日:2014/02/02)


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プレゼンで発表者の評価をするシートの作り方 1番目の画像
 皆様の会社で行っているかどうかは存じ上げませんが、商談の前や定期的に上司や役員の方々の前でプレゼンを行うかと思います。プレゼン中にどこが良かったのか、またここは改善しなければいけないポイントだと言うように、発表者には必ず評価をするものですが評価するシートは簡易的なものが目立ちます。それではプレゼンしている方々を伸ばす評価にはなりません。そこで今回、プレゼンで発表者の評価をするシートの作り方についてご説明いたします。

発表時間、声の抑揚等の細かい点を評価シートに付け加える

 プレゼンの評価シートは結構大雑把な所がございます。酷いときでは、全体はこのようでしたので良かった等しか書く項目が無いものもございます。それではプレゼンしている方々の成長には繋がりません。そのため細かい点、例えば発表時間の長さは適正か、声の抑揚は付いていたかを確認してみましょう。

 発表時間の場合、最初の挨拶は何分か、本題は何分、そして締めの挨拶は何分かと言うように数点の区切りを入れて測ってみましょう。理由として、区切ることによってだらだらとした発表を阻止することができるからです。ここは何分と設定すると、長い文章を削り締まりが良い発表になってきます。また長過ぎると聞いている方も集中力がなくなってきますので改善できれば効果的なプレゼンになります。

 そして声の抑揚もよく確認しましょう。大事な所で力強く言っているか、1本調子の声で無いかも確認することによってプレゼンにめりはりが出てきます。多少確認する部分が増えますが、発表者の成長にも繋がりますので確認してみましょう。

プレゼンの資料の見易さ、スライドの順番が適正かを確認する

 プレゼンでは、発表者の発表だけでは成り立ちません。そこに、皆様に配布する資料でしたり発表するためのスライドが加わります。その部分も必ず評価するようにしましょう。資料やスライドは発表者個人で作成するから特に触れなくても大丈夫ではと感じますが、第3者でないと気づかないポイントもございます。例えば、発表者にしてみれば綺麗にまとまっていると感じますが、お客様から見れば字が小さかったり味気ない資料と感じることもございます。また、発表者が作成したスライドもお客様から見れば省いても良いスライドでしたり、順番に違和感を抱く方々までいらっしゃいます。

 そのため、もし評価を発表する際には発表者の態度や姿勢だけでなく、資料のこの部分をもう少し訂正した方が良い、もしくはこうした方が見易くなりますと評価した方が良いでしょう。そうすれば発表者もへそ曲がりな方でなければ次回には改善したプレゼンを披露していただけます。ですので評価シートの中に、資料の欄を付け加えて見ましょう。


 最後に、プレゼンの評価シートの作り方は大雑把に作成するのでなく細かい点を指摘できるように作成するようにしていきましょう。評価シート1枚で面倒だと考える方も多いと思いますが、それが発表者の今後の成長に繋がりますので面倒くさがらずに作成してみましょう。

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