1. 相手を動かす!プレゼンの企画の流れを上手に構成する方法

相手を動かす!プレゼンの企画の流れを上手に構成する方法


 プレゼンとは、観客に自分の主張を納得してもらい、観客自身に何らかのアクションを起こしてもらうためのものです。しかし、人を動かすことは、たやすいものではありません。では、観客に行動を起こさせるためには、何が必要なのでしょうか。それは、観客に「このプレゼンの提言がいかに重要か」ということ、さらに「行動しなければいけない」ことを痛感してもらうことです。

 そのためには、プレゼンを企画する段階で、相手が理解しやすい・相手の心を惹きつける流れを設計しなければなりません。ここからは、プレゼンの企画の流れをどう組み立てていけばよいか、考えていきましょう。

1. 企画の前段階として、観客の状況を調べ尽くす

 企画に入る前に、観客が抱えている課題・解決したいことを調べましょう。調べる方法は、相手から直接話を聴くことです。話を聴く際、相手が言った言葉そのものをメモに書き留めておきましょう。プレゼンでその言葉を含めると、「このプレゼンは自分たちのためのものだ」と思わせることができます。さらに、観客の意思決定のキーマンは誰か、使える予算はどのくらいかも調べておきましょう。

2. プレゼンの流れを作る

 プレゼンは、導入・本体・結論の3部で構成されます。導入では、プレゼンの目的・重要性・その後の展開予告をします。本体では、なぜこのプレゼンが重要かを示す根拠・背景を示します。結論では、プレゼンのまとめ・提言・アクションプランを提示します。

 例えば、観客の企業に、事務作業を自社にアウトソーシングしてもらうことを目的とするプレゼンならば、次のような流れが考えられます。

1. 導入

・目的
 私たちは、御社の事務作業を弊社にアウトソーシングいただくことを提案します。

・重要性
 御社において、事務コスト削減は喫緊の課題ですが、同時に事務のアウトプットの質は下げてはいけないものです。そのために、弊社にアウトソーシングいただくことは、その2点を同時に実現するものと考えています。

・その後の展開予告
 そこで、今回のプレゼンでは、御社のコスト削減にアウトソーシングが有効な理由を提示します。その後、アウトソーシングに向けたアクションプランを提示します。

2. 本体

 アウトソーシングが有効である根拠を列挙。

3. 結論

・まとめ
 このように、弊社にアウトソーシングいただくことが、御社の事務コスト削減に寄与すると考えています。

・提言
 そこで、弊社のアウトソーシングサービスを導入いただくことをご提案します。

・アクションプラン
 アウトソーシング導入に向けた今後のスケジュールはこちらです。

 この導入→本体→結論の流れは、一貫したものとしましょう。論理的に破綻していては、説得力に欠けます。


 さらに、観客、特に意思決定におけるキーマンを納得する内容を随所に含めます。プレゼンの提言は、観客、特にキーマンが抱える課題を解決するものでなければなりませんし、提言の実行にかかる費用は、相手の想定金額の範囲から大きくかけ離れていないものとした方がよいでしょう。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する