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【種類別】ルート営業と新規営業、自分に合った営業の見分け方

Riko Kaneda

2014/01/31(最終更新日:2014/01/31)


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 営業の仕事と一口に言っても様々です。テレアポ、飛び込み営業、ルート営業、カウンター業務等など。その中で自分に合うものというのはもちろんあるはずです。ここではルート営業と新規営業のふたつに絞って、自分に合う営業の種類がどちらなのかを考えていただきたいと思います。

それぞれの特性を知る

 このふたつの仕事をするに当たって、使うべき能力というのは当然ながら違ってきます。自分が持つのはそのふたつの能力のどちらのタイプなのかが解ればよいということになります。ルート営業はその名の通り、決まったお客さんを回って商品を納めたり問題が生じれば解決したり。付き合いが長く続くので、ある程度の社交性が必要と見られる向きがあるかと思います。一歩新規営業はトーク力と忍耐といったイメージがあるかもしれません。断られ続けてもめげない精神力が必要だとも言えるでしょう。

本当に必要な能力は何か

 もっと掘り下げて考えたいと思います。ルート営業において、ただ商品を納め、少しばかり世間話をする程度なら誰でもできます。そこから一歩踏み出してプラスアルファを考える能力があるかどうかです。たとえば、問題が起きてから対処する、のではなく、問題が起きそうかどうかのアンテナを張れるかどうかの能力を持っている人は、向いていると思います。課題を自分で見つけて、解決することが好きな人。それこそがルート営業に向いている人だと言えます。

 一方、新規営業はどうでしょうか。断られてもめげずにひたすら歩きまわる根性が必要なのでしょうか。それとも魅力的なトーク力が必要でしょうか。どちらも、絶対条件ではありません。ダメなら次への精神では、進歩がありません。まず必要なのは誠実さです。それは、実はそう簡単には身につきません。お客さんの前では誠実に見えても、知る人がいないところでは気を配ることができない人は、いざというときにボロが出ます。心から誠実な人が、最初から向いている人だということです。もちろん、努力でカバーすることもできます。新規営業がとにかく好きで仕事が楽しいという人なら、もうそれだけで十分でしょう。ただ、適性という話になれば、もともと持っているものが必要になるということです。根性だけでどうにかなるものではありません。また、常に考える思考力と、相手と話をする中でのパワーバランスを感覚的に受け取れる人は向いているでしょう。具体的に言えば、相手に決定的なノーを言われる前にうまく切り上げて次につなげられる感覚です。

 ルート営業にしろ新規営業にしろ、その本質的に必要なことを知ることが大事だということです。ぜひ自分のことを振り返ってみてください。

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