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部下のモチベーションを下げることなく、異動希望を確認する方法

Yuta-Hoshi

2014/01/29(最終更新日:2014/01/29)


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部下のモチベーションを下げることなく、異動希望を確認する方法 1番目の画像
 会社によって大きく異なりますが、ある時期になりますと社内で異動が起こります。その異動の多くが本社や本部からの通達でしたり、上司から言われての異動等様々なパターンがございます。そんな中、上司である皆様の中にいらっしゃると思いますが、部下から異動したいと言う奴がいるかどうか確認して来いと上から言われたことがある方がいると感じます。しかし、ストレートに言うと部下が不信感を持ってしまったり、中には飛ばされてしまうのではと仕事の効率が下がる危険性が出てきます。では、どのようにして部下に異動の希望を確認すればよいのか。

部下が相談に来たとき等のついでに話してみる

 部下の中には今度商談あるから戦略を一緒に考えて欲しいでしたり、こういう事で悩んでいると言った事で相談されると思います。その部下が相談してくるタイミングでこちらからも話してみるのです。ただし、決してストレートに確認しようとはしないでください。仕事中ですと余計に不安を与えてしまいます。例えば、悩みの相談の場合、そんな悩みがあるのは今の部署に何かあるのかと悩みの根本的な部分を掘り出し、こちらからもし今の部署でつらい、もしくはやっていける自信がが無いなら異動の希望を上に言うけどどうすると言って話を展開していきましょう。このようにしていけば自然に部下へ、悩み相談と共に部署異動に関することを確認できますので一石二鳥です。

 もし、悩み事でない時には例えば飲み屋を利用してみるのも1つでしょう。飲み屋に誘って今の部署についての話から切り始め、そこから異動はあるかどうかの確認を取ってみましょう。この時、多少ストレートに言ったとしても酔った勢いで言ったのかなとあちらも思いますので、特に不信感を抱くことはないでしょう。

こちらから相談の場を設けてみる

 一番早い方法が、こちらから相談の場を設けることです。例え上から言われたことでなくとも、嘘も方便と言う言葉がありますので上から言われたと言う事を利用すれば部下もしぶしぶ参加しなければならなくなります。そこでも同じですがストレートに部署異動の希望はあるのかと言う事は話してはいけません。部下も上からという言葉が頭の中にあるので、もしかしたら飛ばされてしまうのではと考えこんで本音が聞けなくなってしまいます。そのため少々回りくどいですが、今の仕事の状況から確認するようにしましょう。例えば今の仕事にやりがいや不満があるのか、もっとこう言う仕事がやりたいと言う希望があるのかを大雑把でも良いので確認しましょう。

 あらかた部下から情報を集め終えたところで、実はこう言う事なんだと言って部署異動の話をしましょう。もし不平不満があれば部署異動を申請しますし、部署異動を希望しているのであればぜひお願いしますと言って快く言ってくださいます。要は話し方次第で相手も話しづらい雰囲気になったり本音を打ち明けていただけなかったりする場合があります。そのためこちら側も本音を確認できるトークを勉強してみましょう。

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