1. 「部下が退職して困る」といった状況をなくすための対処法

「部下が退職して困る」といった状況をなくすための対処法


 部下が急に退職願いを出された場合には、会社側としては困ることも多いと思います。例えば、その部下の穴を押さえる引き継ぎ手がいなかったりする場合です。そのような場合、会社側はどういう風に対処すればよいのでしょうか。対処の方法について紹介していきたいと思います。

会社側に非がある場合

 もしかすると、部下が退職願いを出す原因は、会社側にあるのかもしれません。そのため、まず今一度、会社の方針などを振り返ってみる必要があります。例えば、給料が安すぎる、労働時間が長すぎるなど、会社側に待遇が悪すぎる点はないかということです。

 もし、低賃金長時間労働が原因なのであれば、その部分を改善する必要があります。部下を引きとめるのであれば、それらを改善した上で会社の非を詫び、引きとめる必要があります。他にも、役不足であるならば、新たな役職に就かせるなどの、人事異動も必要です。また、会社内の人間関係も重要です。例えば、自分は知らないだけで、部下は実は社内でいじめを受けていたかもしれません。そのような場合には、社内の人間の話を聞き、人間関係を改善する必要があるでしょう。もし部下に退職願を出され、困る場合には、一度まず、会社側の構造を見直し、引きとめることが大切になります。

部下に原因がある場合

 中には、会社の待遇は十分なものでも、部下の自分勝手な理由だけで急に退職届を出される理由があります。そのような場合には、『急に退職されるとどうなるか』という理由を話した上で、少しの間だけでも退職を引きのばしてもらうことがよいでしょう。

 例えば、月の中途半端な時期に退職願いを出された場合には、月の最後まで仕事をした上でやめてもらう、等です。それらは、契約期間など、事前にお金を払っているにもかかわらず、途中で放棄する際などに言える事です。明らかに部下に非がある場合には、退職を引きとめても構わないでしょう。

 上記では、部下が退職する主な理由を2パターン挙げましたが、いずれも、どちらに非があるのかということを確認することが重要になります。例え部下が抜けることにより、困る事態が発生するとしても、会社側に原因があるのだとすれば、その原因を改善しない限りは部下を引きとめることはできません。急な部下の退職願いに戸惑わないためにも、日ごろから、退職願いを出されないような努力が会社側にも必要です。また、いい加減な部下を出さないためにも、部下に対する教育に関しても重要になってくるのだと考えられます。

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