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ビジネスシーンでの来客の対応のマナー

藍原優

2014/01/27(最終更新日:2014/01/27)


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ビジネスシーンでの来客の対応のマナー 1番目の画像
 ビジネスシーンでは来客を迎えるということが頻繁に行われます。 ビジネスでの来客対応とは、会社全体のイメージを決定する重要なシーンになります。 そこで、来客に不快感を与えないためにも、マナーを守って出迎えるということが必要になります。 適切な対応を取る事で、お客様もその会社や人物に対する印象は非常によくなることだと思います。 ここでは、ビジネスにおける来客に関するマナーについてお話していきたいと思います。

来客の迎え方

 まず来客に気づいたら、仕事を中断し、笑顔であいさつを行います。 その際には、会社名や名前の確認、アポイントメントの有無や用件の確認などを行います。 担当者を確認したら、「少々お待ち下さい」と言葉をかけた後、取り次ぎます。 お客様を長く待たせることになってしまってはいけないため、「しばらく椅子にお掛けください」などと言い、着席を促すこともよいでしょう。 続いて、お客様を案内する場合には、お客様の少し前にたって案内することが大切です。 そして、会談では上りはお客様を先に、下りは自分が先に立っております。 これらは、お客様を見下さないための心配りです。 また、エレベーターでは来客優先で乗り降りします。 乗る時は扉を手で押さえ、お客様に先にのってもらい、降りる時も同様の対処をします。

応接室での対応

 応接室についたら、ドアをノックし、中に人がいないことを確認します。 次に、ドアを開けて先にお客様を通した後、「お掛けになってお待ちください」と言って、相手を上座につけます。 部屋を出て行く際には軽くお辞儀をし、静かにドアを閉めます。 また、途中でお茶を出す際には、お客様、担当者の順にお茶を配ります。 また、その際は役職が上の方から配ります。 お茶を出す際には「失礼します」などの言葉をかけるとより丁寧になるでしょう。

来客を見送る際のマナー

 最後に、お客様の見送りに関するマナーですが、来客を見送る場合は基本的にはエレベーター前か受付のところまでとされます。 お客様によっては玄関まで見送る、という場合もあります。 見送りの際にも、お客様の少し前を歩き誘導します。 エレベーターホールでは先にボタンを押し、お客様がエレベーターに乗ったら丁寧に挨拶とお辞儀をします。 ドアが完全に閉まるまでは、背中を向けず、にこやかに見送るということが必要になります。 最後までお客様に背中を向けないのは、誠意のあらわれでもあります。 好感を持ってもらうためにも、最後まで丁寧に接することが大切です。

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