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訪問営業の効率を上げるために営業マンが毎日やっておくべきこと

Kazuhiko Tanabe

2014/01/26(最終更新日:2014/01/26)


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 営業マンは、毎日同じような仕事をしているため、その仕事がルーチンワークのようになっている人が少なくありません。ルートセールスの形だけの仕事であればそれでもいいかもしれません。しかし、訪問先で自社製品やサービスについて新しい提案をするような営業マンの場合、そのような仕事ぶりでは結果は出にくいでしょう。翌日の訪問先をピックアップする作業はしている人も多いと思います。しかし、それだけに留めるのではなく、実際にどのような営業活動を訪問先でするかというイメージを退社時にしておくことで、翌日以降の仕事ぶりが変わります。

後回はせず帰りに

 退社直前の時間は、アフターファイブのことが気になって少しでも早く帰りたいという人が少なくありません。そのため、その日の出張の準備は、朝やればいいじゃないかという人もいるでしょう。しかし、毎日出張する日の朝のことを考えてみてください。朝礼があるかもしれません。突発的なミーティングが入るかもしれません。

 朝というものは、前日の色々な手続きの不備などが持ち込まれることも多いので、自分の時間が取れることは少ないのです。こうして準備不足のまま営業活動のために出発しても結果は望めません。前日の帰りに、当日の営業活動の反省をしながら明日はどのように訪問先で自社のアピールをしようかと考え、それをメモをして残しておくことで、翌日の営業活動がスムーズに展開できるのです。

翌日に向けての準備

 翌日の訪問先をどこにするか、効率的な訪問ルートはどのルートか等のピックアップは、当然できているでしよう。そこまでできているのであれば、訪問先に合わせたプレゼンをどうしようかというアイディアもメモしておいたらどうでしようか。このようなことが前日にできているだけで心の余裕ができます。

 また、訪問ルートでも、単に最短距離で回ることだけが大切というわけではありません。大口の得意先に営業活動をすると、得意先の方から自分が思いつかなかったような新しいアイディアをもらえることが少なくありません。そのようなことも期待できますから、新規開拓の得意先の前に大口の得意先に訪問してみるということも一つの方法です。訪問先の担当者によっては、お昼くらいに行くと「お昼に行こうよ」と外出のネタにしたがっている人もいます。案外喜ばれることがあるのです。

当日の朝は何をするのか

 前日にメモを作ったから当日はその通りに出かければいいのかというわけでもありません。出張前には、そのメモを見直して、「やっぱり変えたほうがいいかな」と思った項目は変更すればいいのです。また、準備ができているわけですから、他の人より余裕ができているでしょう。早めに出発すれば、効率よく営業活動を進めることができます。自分自身に心の余裕もありますから、自分自身楽に仕事を進めることができます。このようなことは相乗効果で、営業成績にも少なからず影響が出てくるのです。

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