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海外へと営業を仕掛けていく効果的な方法とは

Kazuhiko Tanabe

2014/01/26(最終更新日:2014/01/26)


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 グローバル化が叫ばれて久しい昨今、海外営業の必要性はますます重要性を帯びてきています。しかし、その海外への営業方法について、特にこれから初めてやっていこうという会社からの業務命令が突然あった方はお困りではないでしょうか?下記の3つのポイントをご参考にしていただけると何かの助けになるかもしれません。

語学力/異文化コミュニケーション力のある人材を確保

 海外へ営業を仕掛ける際、最初にやるべきことは、社内事情をわかっておりかつ語学力を備えた人材を最低一人責任者に据えることです。社内に語学力を備えた人がいなければ、ヘッドハンティングしてくるか、語学力を備えた人をヘッドハンティングして商品/サービスについて教育する必要があります。そして、単に語学力だけでは不安なので、異文化を理解している人材を確保することが肝要と言えます。例えばムスリムの多い国へ営業を仕掛ける際、豚肉をふんだんにつかったメニューがメインの会社はそれ以外のメニュー開発を行わない限り、営業は必ず失敗してしまいます。伝統的な衣装しか着ない国へ新しいアパレルが進出しても、相応の工夫がない限りは新しいファッションは受け入れられません。語学力と異文化コミュニケーションスキルを備えた人材の確保が大切と言えます。

適材適所に人材を配置する

 とは言え、社内で既に育っている社員を活用しない手はありません。商品知識やサービスのメリットやデメリットを詳細に知っていて効果的にアピールの出来る社員は何人もいるはずです。その社員を、語学力異文化コミュニケーション力を備えた人材とチームを組ませ、適材適所の働きをさせながら効果的な営業活動方法を編み出させるよう働きかけましょう。語学力のみの人材しかいないのであれば、後々の教育の成果も期待しながらも、現状ではスピーキング力や翻訳の力に期待して仕事をお願いしましょう。まずウェブサイト、商品のパンフレットを多言語化すること、社内にバイリンガルを用意すること等は必須と言えますが、その他にも適材適所に人材を配置し、協力して効率的な海外営業の方法を構築していきます。商品の特性によっては英語ではなく中国語かもしれませんし、韓国語かもしれません。一般的には現在は英語と中国語があれば巨大な市場へアクセスできるはずです。適材適所で人材を用意しましょう。

アウトソースする

 社内に適切な人材が充分に確保できない場合、多少費用はかさみますがアウトソース先や方法について検討しましょう。特に翻訳者、通訳者は能力の高い人材に営業または営業補助をアウトソースし、商談や会議などには必ずサポートしてもらうように取りはからいましょう。海外のクライアントとの間にパイプを増やし、リピート顧客を確保するまでは試行錯誤の連続かもしれません。そんなときは海外営業の方法に長けているコンサルタントを一人常駐させておくことが劇的な成果を産み出す鍵となるでしょう。

 
 以上海外営業を仕掛ける方法について、いかがだったでしょうか?社内ビジネスがグローバル化できれば、数億、何十億という市場が開けてくる可能性があります。このチャンスを見逃す手はないですよね。

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