1. プレゼンで好印象を持ってもらえる話し方のスピード

プレゼンで好印象を持ってもらえる話し方のスピード

 声はその人の個性であり、イントネーションは育った環境なども影響する一種のくせと言えますが、話し方のスピードというのは、いつでも比較的簡単に、自分で操作ができるものです。そして、その操作は、プレゼンの会場に一歩自分が足を踏み入れた時から、成功への戦略として自分で決定できるものであるといえるでしょう。
 
 プレゼンテーションには、自分に与えられた時間、部屋の広さと人数等の環境、そして、参加者の手元に配布した資料、あるいはスクリーンやそれぞれのPCモニター等、気を配るべきポイントがいくつかあります。もちろん、プレゼンの内容は最高の物を用意しての上でのことです。

具体的には、話すスピードはどうやって決めたらよいのでしょうか

 話すスピードはまず、当然ながら、時間内にきちんと収まるように配分し、計算して決定していることが求められます。これが完璧にできていて初めて、あなたのプレゼンの時間は尊敬され印象に残るものとなるでしょう。そして、導入は、参加者(クライアントなど)の一人ひとりの表情を見ながら、その場で決めてゆくしかないのですが、パターンとしてここに揚げてみたいと思います。

少人数の場合

 10人以内の、ざっくばらんは関係者内でのプレゼンの場合、話し方のスピードは、けっしてもたついてはいけません。さらさらと、というスピードが望ましいです。なぜなら、相手はみんな、あなたの通常を知っていますから、そこであまり話し方について作戦を練っても、効果は少ないです。でも、あなたが強調したいところは、スピードより、声を大きくしゃべってください。やはりあなたらしい熱心さが伝わる一番よいポイントとなります。

初対面で大勢の場合

 初めてプレゼンするクライアント大勢に囲まれた、敵地(クライアント先)へ赴いてプレゼンするような、緊張感ある環境の場合、話し方のスピードは、決して、早すぎてはいけません。それは、自分の普段と比べて、です。大きなプレゼンでは、気合も入ります。強調したいポイントもたくさん用意してきていることでしょう。

 とにかく、話し始めが早すぎると、どんどん早くなって、薄っぺらい発声になりかねませんので、最初から、心の中では楔を打ち込むかのように、でも表向きは爽やかに、一人一人に語りかけるように話し始めることがとても大切です。それが相手の心をつかみ、同調する空気感を作ることになります。それが最初にできていたら、プレゼン内容の盛り上がりに伴って、早くなっても、逆に遅くなっても、つかんだ雰囲気はキープされますから、話し方のスピードを牛耳るのは、もはやあなた次第です。

資料を有効活用したい場合

 参加者の人数は多くても少なくても、手元に資料を配布したり、パワーポイントなどの資料をスクリーンやPCで見せながら進める場合、これはある意味、一番、話すスピードを決めるのは難しく、そして重要となります。相手の気持ちや思考に配慮しながら話さなければいけないからです。目で見る資料があると、人間はそれも読みつつ、耳でも話を聞きつつ、となると、二つの作業で頭の中は疲れます。なので、話し方は早くても、遅くても、よいと思うのですが、大事なことは「感覚をほどよくあける」ということだと思います。

 それが、資料を目で追うことも有効にし、あなたの言葉も、余韻となって耳と心に残るのです。話し方のスピードは、それぞれのシチュエーションに合わせて、自分で操作することはとても有効です。

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