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目上の人とエレベーターに乗る時に心がけておきたいマナー

Shingo Hirono

2014/01/25(最終更新日:2014/01/25)


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目上の人とエレベーターに乗る時に心がけておきたいマナー 1番目の画像
  会社内の移動で、自分より目上の人とエレベーターを使用する際にはいつも緊張してしまうという方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。特に、同じ会社内にいても直接関わることのない上司であったり、目上の人の場合は、話慣れていないということも影響して、どう接していいのか分からないという気持ちから緊張が増すこともあるかもしれません。それでは、そんな状況の中、どのような思いで目上の人に対して接するべきなのか、どうしたら失礼にならないのか、気持ちよくエレベーターに乗ることができるのか、そのマナーについて考えてみましょう。

エレベーターに乗る際の心掛けとは?

 まず、どんなに緊張していたとしても忘れてならないのが、相手は「目上である」ということです。緊張してしまうと言葉をうまく発することができなくなる場合もありますが、そこは一社会人として落ち着いた態度で臨むことが大切になります。エレベーターに乗り込む時は、まず目上の人から先に乗ってもらうようにします。

 その際にエレベーターのドアが閉まってしまうことのないように押さえておきましょう。エレベーターに誰も乗っていない場合には、先に入ることを伝えてから「開」のボタンを押して、目上の人に乗ってもらいます。先に入る時に言葉を掛けることは大切なマナーですので忘れることのないように心掛けましょう。無言での行動は相手を不快にしかねません。相手は自分のことを目下だと思うのと同時に、一社会人として見ているはずです。社会人として相手を不快にすることのないように行動することは、潤滑なコミュニケーションを図る上ではとても大切なマナーです。

目上の人との接し方と降りる際の心掛け

 エレベーター内では、基本的にベラベラと話をしないことが一般的なマナーとなっています。目上の人とエレベーターに乗る場合は、同僚と乗る時とは違って、仕事の事以外で共通な話題はなかなか見つからないことがほとんどなのではないでしょうか。そういう場合は、無理に話題を提供せずに、目上の人の話に頷いたり、相槌を打ったりして興味があることを伝えるようにします。これも相手を不快な気持ちにさせないためのマナーです。

 そうすることで、相手の方から話題を提供してくるようになることもあります。その話題に興味がなかったとしても、自分の意見を主張することはタブーです。相手の考えを客観的に捉えることが重要になります。「そうなんですか」「そうですね」のように、相手を肯定するような言葉で対応すると、相手を不快にすることもなく良い雰囲気の中エレベーターで過ごすことができます。そして目的の階に着いたら、エレベーターのドアの「開」ボタンを押して「どうぞ」と声を掛け、目上の人に先に降りてもらいましょう。

 自分が先に降りなければならない時には、「お先に失礼します」と一言伝えて降りるようにします。その時に、エレベーターのドアの「閉」ボタンを押して降りたなら、それは最高のマナーとなるでしょう。自分の立場をよく考えて、その場その場でのマナーを心掛けるようにすることが、気持ちよく過ごすためには必要不可欠なのです。

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