1. エンターテイメントなプレゼンをするための話し方と目次の付け方

エンターテイメントなプレゼンをするための話し方と目次の付け方


 「ひきつけるプレゼン術」、「伝わるプレゼン術」、「魅力的なプレゼン術」…書店にはこのようなタイトルの書籍がずらっと並んでいます。多くのビジネスパーソンが、一度はこのような書籍を求めて書店に足を運んだ経験があるのではないでしょうか。ここまで多く、ソリューションが世間で提示されているのにも関わらず、なぜそれでも悩んでいる人が減らないのでしょうか。

 それは根本的な考え方が欠けているからです。それが「プレゼンはエンターテイメントである」ということなのです。このことを、ポイントを「目次」に絞ってお話していきます。

まずは、現状を振り返りましょう

 先ほど「プレゼンはエンターテイメントである」とお話ししましたが、まず、その詳細についてお話しする前に、「魅力的なプレゼン」の逆、「退屈なプレゼン、疲れるプレゼン」について、ご自身が聞き手として経験したことを元にイメージしてみてください。「話が長くて結局何を言いたいのかわからない」「声の抑揚がない」「熱い思いを語られすぎてしんどい」…このようなプレゼンをされると、たった5分であっても長く感じ、もう聞き手の頭の中は、「今日の夕食は何かなぁ」「今日帰ったらどんなテレビ番組があったっけ」など、明後日の方向を向いてしまうことでしょう。

 せっかく素晴らしい提案を話していても、伝えたい人に関心を持って聞き続けてもらわないと時間の無駄です。「結論から話しているのに…」「三段論法で話してみたのに…」「メイクを明るめにしてきたのに…」プレゼン対策本を読み込み、その中にある「対策」をまじめに実践するというのは間違いではありません。

 しかし、先ほど挙げていただいた「退屈・疲れるプレゼン」の具体的イメージを解決する直接的な対策になっていますか?直接的な因果関係はないはずです。まず一番始めにしなければいけないこと、「基本的スタンス」を変えることをしなければ、小手先で装っても何も解決しません。その基本的スタンスこそ、「プレゼンはエンターテイメントである」ということです。

わかりやすさと予想・想起で心をキャッチ

 お客様がいて、そのお客様に楽しんでもらうことがエンターテイメントの主たる目的ですが、映画やドラマにしても、まずは内容を理解してもらわなければ、楽しむ以前の話になってしまいます。一般的にヒットしている映画やドラマを思い浮かべてみると、実にシンプルな内容のものが多くありませんか?さらには、「この人とこの人が恋愛関係になって、まあこのタイトルだとハッピーエンドだろうな」くらいまで予想がついてしまうものも多いと思います。

 つまり、プレゼンのタイトルから勝負は始まっているわけですね。プレゼンのタイトルで、「内容」と「貴方が言いたいこと(結論)」をお客様に想起していただくわけです。まず、ここで心をキャッチします。これは、目次にも言えることです。さらに、結局何が言いたいの?とお客様が尋ねたくなった時、さかのぼって、頭の中でこれまでのストーリを一瞬でつなげられる「キーワード」を目次化する。このコツを意識しながら、あくまでお客様の立場になって、ワードを考えてみてください。

エンターテイメントなプレゼンにするための話し方

 少し意外かもしれませんが、騙されたと思ってトーク番組に出演されている「お笑い芸人さん」を研究してみてください。面白い芸人さんと、ちょっと物足りない芸人さんの話しぶりを観察してみると、表情や声はもちろんのこと、「オチ」もあるはずです。出演者を俯瞰しイジるお笑い芸人さんの司会ぶりも大変参考になります。最近では「○○芸人」という形で趣味を熱く語っているお笑い芸人さんも多くいますが、こちらも大変参考になるはずです。ぜひお試しください。

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