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相手を動かすプレゼン構成の作り方

ichiba hideki

2014/01/24(最終更新日:2014/01/24)


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相手を動かすプレゼン構成の作り方 1番目の画像
 プレゼンテーションの目的は、ただ資料の説明をするだけでなく、相手に興味を、持たせるということです。例えば、新番組の予告CMを見ることで興味を惹くことなど。しかし、予告を見てあらすじや結末が予想できてしまうようでは意味がありません。ですので、プレゼンテーション資料も内容を詰め込み過ぎるのはNGです。プレゼンテーションとは、相手の興味を惹き、いかに次に導き行動させるか。それがプレゼンテーションの目的地になります。

構成と作り方

 相手の興味や相手が何を知りたい、何を求めているのか。相手の視点で資料を作成する必要があります。まず、自分の中で構成を決めます。例えば、効果の見えるタイトル→課題を共有し解決策を提示します。相手のメリットを明確にし、それに対しての裏づけでデータや事実を提示し、相手の行動を促すメッセージを加えるなどの構成を考えると良いでしょう。構成が形になったら、次はシナリオの作り方です。

 シナリオは作る人によってやり方は様々ですが、自身が混乱しないように「5W2H」を書くと良いと思います。「なぜ」「どんな」「いつ」「誰が」「どこで」「どのように」「いくらで」と。箇条書きで考えていくと自分がどのようなプレゼンをして何を相手に伝えたいのかということが明確になります。そうすることで、無駄がなく、相手も理解しやすい内容になり確実に相手に伝えることができるでしょう。

 あとは、説明だけでなく、文章を「キーワード化」「グラフ化」「図形化」するのがポイントですが、データが多くなる場合は、提案書と資料に分けて作成すると良いでしょう。

聞き手にメリットを伝える

 プレゼンで1番重要なことは、聞き手にとって「メリットがある」ことを確実に伝え、それに対する質問にも的確に答え「メリットがある」という裏づけ(証拠)も必要です。相手が何を必要としてしているのか、しっかりと把握することが大切です。

 あとは、プレゼンテーション会場で説明をし、質疑応答など堂々と行いスムーズなプレゼンテーションにしましょう。

 ですが、それだけではありません。プレゼンが終わった後に配付する資料の作成です。プレゼンはその場だけでなく、持ち帰って読んでもらうものなので、配付資料は説明がなくても分かるような、別の内容で準備するようにしましょう。このような、プレゼンを行うのには、構成と作り方の趣旨を理解してプレゼンテーションに活かしてください。

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