1. 交換した名刺をテーブルに置く際、気をつけたいマナー

交換した名刺をテーブルに置く際、気をつけたいマナー


 みなさんがお持ちの名刺は、角が折れたり、汚れたりしてはいないでしょう。それは、ビジネスマンのマナーであることはもちろんですが、名刺がその持ち主の『顔』もしくは『分身』だからです。ですから、みなさんは、名刺入れを財布や定期入れではなく「名刺入れ」という特別なケースに入れて持ち歩くわけです。つまり、受け取った相手の名刺も、相手の『分身』です。ぞんざいに扱ってはいけません。では、受け取った名刺をテーブルに置くときのマナーはあるのでしょうか。

テーブルに並べる

 受け取った名刺は、話しているときに相手の名前を確認できるように、相手が座っているのと同じ順番にテーブルに並べます。もし相手が複数であれば、名刺は直接テーブルの上に並べてかまいません。一人であれば、自分の名刺入れの上に置きましょう。名刺を名刺入れの上に置くのは、「あなたの名刺を大切にしています」という意味です。

 表彰式などで、賞状や副賞をお盆の上に置いて運ぶシーンを見たことがあるかと思いますが、それと同じです。名刺にとってのお盆は名刺入れです。「大切なものはお盆の上に置く」=「名刺は名刺入れの上に置く」ということになります。名刺交換の時に、名刺入れの上に受け取るのもそのためです。名刺は本来、『名刺盆』を使用して押し頂くほど大切なものなのです。

ただ並べるだけはNG

 テーブルの上には、お茶や話し合いのための書類も置かれます。そんなとき、名刺にお茶をかけてしまったり、書類の角で押してテーブルから落としてしまったり……。そんなことになっては、相手の方に失礼です。話し合いの邪魔にならない位置に置くようにしましょう。また、どうしても置くスペースのない狭いテーブルの場合は、名刺を押し頂いて、名刺入れに仕舞います。

名刺にメモはNG!

 テーブルの上に名刺を並べておくと、その名刺の相手の発言や、相手についての印象などを、ついついメモしたくなってしまうかもしれません。しかしそれはマナー違反です。名刺は相手の『顔』もしくは『分身』です。あなたは、目の前の相手の顔に落書きできますか?できませんよね?逆に自分の顔に突然メモされたら驚くでしょう。名刺は『顔』を心得れば、メモがマナー違反であることだけでなく、名刺の取り扱い方がビジネスマナーとして厳しく指導される意味も分かるかと思います。

 ただ、相手と別れて自分の席に戻ってからメモするのは問題ありません。忘れないうちに相手の印象や特徴を書いて、次回会うときに「誰か忘れてしまった」ということがないようにしましょう。名刺をもらった日付や場所を書いておくのも、後々相手を思い出すことに役立ちます。

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