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応接室に通された際に気をつけたいビジネスマナー

Shingo Hirono

2014/01/23(最終更新日:2014/01/23)


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応接室に通された際に気をつけたいビジネスマナー 1番目の画像
  ビジネスであればどなたでもお客様先の応接室にご案内されたことがあると思います。その応接室では、ただいま担当者をお呼びしますのでしばらくお待ちくださいと言われてお待ちになることが殆どです。しかし、その応接室でも必ずマナーはございます。確かにビジネスシーンで応接室に通されることがあってもそこでは失礼なことさえ言わなければ問題ないのではと思われてしまいがちですが決してそれだけではありません。では、応接室でのマナーとはどのようなものがあるのでしょうか。

指示があるまで席に座ろうとしない

 ビジネスシーンで応接室に案内されますと席に座って商品説明やお客様のニーズを引き出すために何かしらのお話しをされると思います。しかしその前から応接室のマナーは始まっております。それは指示があるまで用意されているであろう席に座らないことです。私も新入社員を今後のためと思い一緒に連れて行ったことがあります。そこで何を思ったか、何も指示されていないにも関わらずいきなり席に座り込んだのです。私と同じくご案内していただいた方もその光景に驚いてしまいしばしの間呆然としてしまいました。マナーとして指示されてから応接室の用意されている席に座るよう皆様も注意いたしましょう。

 また先に席にお座りくださいと言われてずっと座っているのもまたマナー違反です。担当者、もしくは社長が応接室に入りましたら必ず立つようにしましょう。座りっぱなしで挨拶されても誰も気持ちよくないと感じます。

応接室で用意された飲み物や食べ物について

 応接室に案内され、待つ間、もしくは商談の最中に飲み物やお茶菓子、例えばコーヒーやお茶、お茶菓子で言えば煎餅やクッキー等が用意されるかと思います。もし用意されましたらお客様から言われるまで口をつけないようにしましょう。皆様も家に友人や知人を呼んで、家の中のお菓子や飲み物をいきなり飲食されたらどう思いますか。誰しもが例え友人や知人であったとしても良い印象は持たないと思います。そのことと同じでいきなり飲食するのではなく、許可があるまでは必ず飲食しないようにしましょう。では、特に言われなければそのままの方が良いのかと言われてしまいますが決してそのような訳ではございません。

 用意されたものをいただかないのは、これもまたマナー違反になります。例えば用意されたのは良いが、話に一生懸命になってしまい貴方もお客様もその存在自体を忘れてしまっていることもございます。その際には話しのキリが良い所で一度休憩を入れるように話を組み立てて相手に余裕を与えたり、お客様との商談が終了するぐらいに一気にいただいてしまうのが良いでしょう。

 最後になりますが、たかが応接室と言っても様々なマナーがございます。そのため上記のことだけでなく、書店でマナー読本を購入して一から勉強しなおすのも1つの手でもあります。このマナーによっては取れる契約も棒に振ってしまうことがありますのでご注意していただければと思います。

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