1. 部下が退職を申し出てきた際の引き止め方

部下が退職を申し出てきた際の引き止め方


  部下が退職を切り出した時、どう引き止めるかはやはり悩みどころだと思います。その理由にもよるでしょうが、退職されては困るということは多いでしょう。人件費節約のために、ぎりぎりの人数で仕事を回しているという所も多いのではないでしょうか。また、その部下が優秀であれば尚更です。では、どのようにして退職を願い出る部下を引き止めるたらよいのでしょうか。

退職理由にはあえてあまり触れない

 まずは、その部下が退職したいというその理由は聞くことになります。けれども、頭に入れておくべきなのは、大抵のその理由には対処のしようは無いということです。プライバシーにかかわる事であまり立ち入ることができない場合もありますし、また本当の理由は別にあるケースもあります。

 いずれにしても、本人としては考えに考えた末の退職願いなので、たとえ上司といえどもそれを解決しようというのは無理があるものです。よほど普段のコミュニケーションが取れているのなら話は別かもしれませんが。そうであれば仕事のあとに食事に誘って、本音を聞き出すのも良いかと思います。家庭の事情などで無い限りでは大抵、何かしらい今の職場での不満や不安が出てくるかと思います。じっくり話す機会が無いのなら、そのような悩みを持っていると推して知るべきでしょう。

あなたが必要な人材であるという事を語る

 退職を願い出る部下の理由はほとんどが職場にあることは述べました。それでは、それを引き止めるためにはどうすればよいのでしょうか。答えはひとつです。この職場に残りたいと思ってもらうことです。もし、家庭の事情でどうしてもという事があったとしても、部下が働き甲斐がある職場であれば、まずはそこで続けるためにどうしようか、という発想になるからです。退職を考えるのは避けようと考えます。

 そこでまずは、その部下がどれだけこれまで会社に対して貢献してくれていたかを伝える事が大切です。そして、職場にとっていかに無くてはならない存在なのか、また大事なのは、これからどんな仕事を任せていきたいと考えているのかを語ることです。この職場でのこれからの仕事に夢を与えるようにしましょう。そうすれば、引き止めることなく部下が自分からこのまま続けたいと願うようになります。

問題点を見つけ出す

 部下が会社に残ることを考え始めたら、今まで抱えてきた不満や不安が出てくるかと思います。それが本来の退職を考える事になった理由です。それをじっくり聞きましょう。そして誠心誠意、それをどうしたら解決できるのか一緒に考えます。部下が、それだけ真剣に自分の事を考えてくれるのならと思ってくれればもう大丈夫でしょう。ただし、そこで色々な要求が出てきたとして、何でもかんでも受け入れるのかというと違います。例えば給料を大幅に上げて欲しいとか。もちろん前向きに考えるスタンスは取りますが、部下の仕事に対するモチベーションはあくまでも、仕事にいかにやり甲斐を感じるかだという事を頭に入れておいた方が良いかと思います。

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