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課題解決を行うためのプレゼンテーマの設定方法

Chie Nakamoto

2014/01/22(最終更新日:2014/01/22)


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 プレゼンで課題を出され、そこからプレゼンテーマの設定が上手くできない、どうやってテーマを決めていいかわからない、そんな悩みはありませんか?プレゼンのテーマは、そのプレゼンの主題、つまり顔となる部分ですので、非常に重要です。今回は、プレゼンにおけるテーマの設定方法をわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

主要テーマはひとつに絞りましょう

 いくつもテーマを掲げてしまうと、そのプレゼンで何が言いたいのか、ということが聞き手に伝わりにくくなってしまいます。プレゼンを作成する際は、プレゼンの課題からテーマを一つ絞りだし、そのテーマを伝えるための肉付けをしていく、という方法が一番適切なやり方です。

課題からテーマをどのように絞り出せばいいの?

 次はテーマの絞り出し方です。プレゼンにおけるテーマというのは、『そのプレゼンで聞き手に一番伝えたいこと』です。つまり、プレゼンをする側にとっては『一番伝えたいこと』であり、聞き手にとっては『一番知りたいこと』です。その2つが共通するものがそのプレゼンのテーマとなります。

 例えば、「新商品Aについてプレゼンしなさい。」という課題が出されました。あなたは、商品Aのプレゼンをする際、まずは商品Aのプレゼンのテーマを考えますね。そこで、商品Aについて、あなたが聞き手に『一番伝えたいこと』であり、聞き手にとって『一番知りたいこと』とは何かを考えます。つまり、商品Aの一番の売りはどこなのか、買い手にとってその商品Aを購入することによりどんなメリットがあるのか、の2つが共通する部分が、そのプレゼンのテーマとなります。すると、あなたがプレゼンで「この商品Aのテーマはこれです。」と説明すると、聞き手は「その商品Aを購入するとこんなメリットがあるんだ。」ということがわかります。これが、テーマ設定の正解例です。

聞き手に見合ったテーマを設定しましょう

 テーマを設定する際は、プレゼンをする相手に見合ったテーマ設定を心がけることも大切です。企業向け・学生向け・若者向け・シニア向け・男性向け・女性向け・母親向け、など、プレゼンをする対象により、テーマ設定も変わってきますよね。企業向けならかっちりと、学生向けならわかりやすい表現にするなどの工夫が必要です。

 また、母親向けの場合は、彼女たちは商品選びに対して厳しい目を持っているので、ありがちなテーマでは興味を示してもらえません。そのため、テーマ設定の際も、その商品が持つ他の商品にはない優れた点をアピールしたり、他の商品との違いを明確にしたテーマを設定するなど、細かなテーマの設定が必要となってくる場合もあります。聞き手の目線でテーマを設定しましょう。

まとめ

 プレゼンの課題におけるテーマ設定の方法は、

・テーマはひとつに絞る
・あなたが『一番伝えたいこと』聞き手にとって『一番知りたいこと』をテーマにする
・聞き手に見合ったテーマを設定する

 ということが大切なポイントです。プレゼンテーマを作成する際は、上記のポイントを参考にしてみてくださいね

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