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ミスをチャンスに変える上司への謝罪の仕方

Tobayashi

2014/01/25(最終更新日:2014/01/25)


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ミスをチャンスに変える上司への謝罪の仕方 1番目の画像
 失敗をしない人間など存在しません。もしも「自分は失敗などしない」と豪語する人がいるとしたら、それは周囲が密かにフォローしてくれているかただの愚か者のどちらかです。

 誰しも失敗をする事で経験を積み、社会人として成長していくのですから、言い換えれば仕事の上での失敗は避けられれないものなのです。だとしても、自らの失敗を上司に報告する際には出来るだけ評価を下げるような真似はしたくないですよね?どのような形で謝罪をすれば、貴方の将来にプラスになると思いますか。

事実は正確に伝えるが、自分の正当化は避ける

 上司に謝罪をするのに、ふざけた態度を取る人はいないでしょうが、それでも出来るだけ真摯な態度を示しましょう。貴方の謝罪によって上司が激昂している状況では、どのような言い訳をしても逆効果です。

 まずは上司が落ち着くまで話を聞き、素直に謝りましょう。その上で、自分がどの様な行動をしたのかを正しく説明します。叱責する口調の激しさのあまり「自分は悪くない」などの自己正当化をしたくなるかもしれませんが、何らかのアクシデントが起きた時に、部下の報告だけで問題が完結する事はあまりありません。

 事態の収拾の為に、クライントや他の部下などに調査を行えば、嫌でも事実は白日の下に晒されるのですから、下手な言い訳をするのではなくありのままを話すべきです。大きな失敗をしてしまうと、それだけで自分の評価が下がってしまうのではないかと思われがちですが、実際に一度のミスで部下の能力を全部否定してしまうような上司であれば、その人の下につく部下はいなくなってしまうでしょう。

 謝罪する事は大切です。ですが、やみくもに言い訳をすればよい訳でもないのです。

謝罪に付け加えるべきは言い訳ではなく、対策

「私はこのようなミスをしました。申し訳ありません」ここで話を終えてしまったら、それ以上怒られはしなくても、貴方が成長する事もありません。冒頭にも述べたように、何事にも失敗は避けられないのですから、もう一歩踏み込んで、「失敗した経験」を活かしましょう。

 ここで重要なのが、上司に謝罪すると同時に失敗を避ける方法を用意しておく事です。自分の失敗の原因が何にあるのか、どうすれば同じ失敗をしないようになるか。貴方なりに考えている内容を伝えてください。ただし、失敗の原因だけを挙げるのは避けてください。

 上司のタイプによっては、言い訳に終始していると取られかねません。あくまでも、今後同じ事が起きないようにどう行動するかを口に出すのです。例え、貴方の考えた対策が間違っていたとしても、失敗から学ぼうとする姿勢は確実に伝わります。

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