1. 上司との会話で自分の評価を上げるための方法

上司との会話で自分の評価を上げるための方法

 上司に昼食に誘われてついていったもののどんな会話をすればよいのかわからず、気まずい思いをしながら味気なく食事をしたことはありませんか?


 ある程度打ち解けて親しい仲ならばともかく、上司の人柄を詳しく知らない状態ならば、何を話題にすればいいのか?どう切り出せばいいのか?そう悩んでしまうのは、致し方のないことです。


 ですが、上司と業務に直接的な関わりのない状況で話せる機会は、こちらが望んだからといって簡単に得られるものではありません。それならば、気まずいだけの食事の時間にするのではなく、貴方の評価を上げる切っ掛けとして有効活用しましょう。

何故、上司は貴方を昼食に誘ったのか

 管理職にとって、部下の能力や人間性を把握するのは重要な仕事の一つです。即ち、上司との昼食は貴方自身を営業するまたとない機会ともいえます。 


 就職活動をしていた頃に、面接官から「貴方のアピールポイントを教えてください」と言われ、必死で捻り出した受け売りの言葉を途切れながら吐き出した思い出はありませんか? あの時と比べて、貴方は既に上司と部下という関係にあり、仕事ぶりや人柄も少なからず相手に知られているはずです。


 「自分の評価を上げるため」とはいえ、普段の自分から遠く離れた内容の会話をしても上司は戸惑ってしまい、最悪の場合は「なんだかよくわからないやつ」というレッテルを張られかねません。会話中も忘れてはならない気を付けるべき大切な条件、それは「必要以上に話を盛らない」ことなのです。 上司は現在一緒に働いている貴方を知りたくて昼食に誘ったのであって、貴方に対する予備知識を既に持っている可能性が高いのですから。

会話はキャッチボール

 貴方の事を上司に伝えたいからといって一方的にぺらぺらと語りかけてしたのでは、上司は本当に知りたいことを知ることもできず、実りのない会話になってしまったと思われてしまいます。逆に、「相手が何を知りたいのか」を正しく把握して的確に答えれば、それだけで「意思疎通のしやすい相手」と見なされます。 


 自分の評価を上げる為には、業務上の手柄や大きな目標を語る必要はありません。 まず上司の考えている内容を正しく感じ取って反応出来る人、 一緒に仕事をしていく上でやりやすい人、そう感じさせる事こそが単純にして大きなポイントです。

失敗を隠す必要はない

 ありのままの自分を見せて、それでよく思われればこれ以上ないのですが、 求められたるまま話すだけでなく、そこから更に一歩踏み込んで評価をプラスにする為に 自己評価の見せ方をコントロールしましょう。


 「仕事はどうだ?」「慣れてきたか?」など、抽象的な話の振り方をされる事は多々あります。そこで「楽しいです」「皆さん親切ですので…」というような、曖昧な答え方は望ましくありません。どんな些細な内容でも構わないので、業務の中で自分が携わった事柄を具体的に挙げてください。その上で、「楽しい」「勉強になった」などの自分にとってプラスになった事と共に、マイナス部分も敢えて話すのです。


 そこで話を終えてしまったら、ただの失敗談の披露で終わりますが、「こんな失敗をしたのだけど、こうすればよかった。次はこんなやり方をしてみたい」と、失敗はしたもののそこから確実に学んでいる事をアピールするのです。 

 失敗の対策を思いつかなければ、それを上司にそのまま伝えてください。 上司は貴方よりも経験豊富です。きっと役に立つテクニックを知っているはずです。「それはよくない、こっちがいい」とダメ出しがあれば、それを聞いて参考に出来ます。


 「自分も同じような失敗をした」と上司の思い出話が始まったとしてもめげる必要はありません。 経験豊富な大人の大半は、自分の過去の経験を語るのが好きです。そしてその話をちゃんと聞いてくれる相手を嫌いにはなりません。


 最後に一つだけ大切な忠告をします。昼食の時間であることを忘れてはなりません。時間には限りがあるのです。上司との会話が弾みすぎて、午後の仕事に支障を来してしまっては元も子もありませんからね。


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