1. 部下を短い期間で効果的に育成していくための方法

部下を短い期間で効果的に育成していくための方法


 部下を持つ多くの上司が頭を悩ませることが「部下を上手に育成する方法はどのようなものなのか」です。ここで言う「育てる」と言う意味は、ただ単に作業を行えるようにすることではありません。それを目的と勘違いしている間は決してあなたが思う「使える部下」は育ちません。ここでは部下を育成するうえで抑えておくべきポイントをいくつか紹介していきます。難しいものでは無く、簡単に実践できるものばかりですので是非参考にしてみてください。

信頼関係のない部下は育たない

 あなたが部下から信頼に足る人物でなければ、あなたの指導によって部下が効果的に育成されることはありません。自分に当てはめて考えてみれば当然に思うはずです。信頼していない相手から指示やアドバイス、ダメ出しなどされたらどのような気持ちになるでしょうか。恐らく反発することでしょう。「そんなことは知っている」「そうするつもりだった」「なんでこんな人に」「自分を棚に上げて」と思われてしまえば、仮にとても適切な内容であったとしても、その言葉の価値は地に落ちてしまいます。


 逆に信頼関係がしっかりと築かれていれば、他愛もない事であっても聞き手側の部下は上司が発した言葉の意味以上に深くを理解しようと自発的に行動してくれます。10の言葉を発する労力は同じでも、その言葉が9しか伝わらないのか11になって伝わるのかは非常に大切な事です。

部下を理解し、自分を理解する

 前項で説明した通り、信頼関係が重要であることはご理解いただけたと思います。 ではその方法に関して書いていきます。「そんなことは分かっている、けどそれが出来ないから困っているんだ」と思う方も居るでしょう。しかし、あなたが思っているよりも簡単な単純に出来てしまうのです。


 大切なのは「自分を知ること」その上で「相手を理解〈しようとする〉こと」です。誰しも自分では気づきにくい部分があります。それが長所として発揮されていれば良いのですが、短所として発揮されてしまっていることが往々にしてあります。自分の普段の行動・言動・所作は部下の目から見てどう映っているのだろうかと、どちらかと言えばネガティブな目線で見つめ直してみてください。そして、もし問題があったのであれば直ぐに改善しましょう。場合によっては部下達の前で宣言することも有効です。「今まで私はこんなダメなところがあった。しかし、今日から自分を戒め改善していく」と宣言できれば非常に素晴らしいです。有言実行できれば自ずと部下からの信頼は厚くなる事でしょう。


 同様に部下にも当てはめてください。ただし、同じように宣言などさせる必要はありません。ただ、上司であるあなたが「気づき」「認めてあげる」だけで良いのです。「君のことは良く見ているよ、理解しているよ」と伝えるだけで十分です。そんな小さなことが出来ないうちは、まだまだ上司の器ではないと言うことです。

コーチングを学ぶ

 部下育成に限らず、対人関係・子育てなど非常に幅広い分野で活用できます。自己啓発にも非常に効果的ですので、是非身に着けるべきスキルです。「いつ・どこで・なにを・どのように・どうする」をテクニックとして理解しているだけで、全く違った関係を築き上げ、あなたが指示することなく、期待する以上の成果をあげる部下が次々に育ってくるでしょう。

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