1. 部下を短時間で効果的に育成するための方法

部下を短時間で効果的に育成するための方法


 今やスピードが求められる時代。特に配属転換が多く、新しく配属された部下を時間をかけずに育成しなければならないという方は多いかと思います。その方法を模索している間にもさらに部下は入れ替わる、なんていうことも。派遣社員が多い部署ではなおさらでしょう。それでも、効率の良い育成方法がわかれば、人が何度入れ替わったとしても、その度にノウハウは蓄積されていくというものです。

事前に育成する準備をしておく

 やはり短時間で育成するとなると、そのための前準備は必要です。それも念入りに。まずはすぐに業務に取りかかれるように、詳細なマニュアルを作っておくことが必要です。業務の流れ、作業内容はもちろん、各作業時の注意点を書くといいでしょう。マニュアルには部下から出てきた質問などを書き留めておいて、そこで答えた内容をまとめた程度のものでも大丈夫です。要は、部下が迷ったり不安な時にすぐ確認できるような形にしておくということです。本来はこの作業は部下自身にさせるものですが、短期間で育成ということになればその時間も削らなければなりません。こちらで用意しておきます。もちろん。そこにコメントを入れたり自分なりに気をつけることを書き込んだりということは部下にさせるべきです。

とにかく実務を部下に任せてみる

 事前準備が終わったら、さっそく業務に取り掛かってもらいましょう。まずは手軽にできるものから任せるわけですが、一通り説明をしたあとは、とにかく仕事をまかせます。最初はもちろん手間取り、色々口を出したいところもあるでしょうが、とにかくひとつ作業を最後まで行ってもらうわけです。作業を行う方法も部下に任して、終わったら仕上がり具合をチェックします。そこで、間違っているところ、効率良くできる部分などを教えます。 これは、最初から詳しく教えたところで当然のことながら全て頭には入りませんし、どこが大事なポイントなのかもわからないためにそうするのです。けれども、自分が一通り行った作業なら、その過程に時間がかかればその分だけ覚えているものですから、どこで失敗したのか、どこをショートカットできるのかが印象に残ります。

任せた仕事の失敗のカバーをする

 部下の育成の過程において一番ジレンマに陥るのは、失敗はさせたくない、よって難しそうな業務は後回しにし、結果育成に時間がかかる、ということがあります。しかし、短時間で育成する方法としては、とにかくどんどん仕事を任せてしまうことが一番の早道です。そこで大事なのは、教える業務の順番です。最初は部下がミスをしても致命傷を負わない、すぐにカバーできる作業から任せましょう。そして徐々に難しい業務に移っていくわけですが、その過程で仕事に慣れてくれば、もうそれほどミスや失敗はしなくなるものです。


 短時間に部下を育成するための仕事量はかなりのものになります。そのため、なるべく部下にはプレッシャーをかけない、ミスを恐れて必要以上に慎重になりすぎない環境を作り出してあげることが、一番効率の良い方法だと思います。

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