1. プレゼンを分かり易くする「アジェンダ」の活用法

プレゼンを分かり易くする「アジェンダ」の活用法


 プレゼンの成功の鍵は聴衆にどれだけ興味をもってもらうか?にかかっています。そのためにはまず何よりもわかりやすいプレゼンを心がけなければいけません。わかりやすいと一口に言っても様々なアプローチがあります。話し方、目線、動作などなど発表者自身がわかりやすさに影響を与えますが、やはり重要なことはスライド自体がわかりやすいことでしょう。そこでおすすめしたいのがアジェンダです。

アジェンダの重要性

 アジェンダとはアウトラインとも目次とも言い換えることができます。わかりやすく言えば、「これから発表することを箇条書き」にしたものです。なぜアジェンダが必要なのでしょうか?自分が聞き手になってると想像してみてください。発表者がアジェンダ抜きでプレゼンを開始したとします。初めて見るプレゼンですから、内容も示されるデータもすべて見たことないものです。


 果たして、あなたはたかだか1分か2分しか費やさないスライドを何十枚と魅せられて、どれだけ発表者のストーリーを追いかけられますか?ほとんどの人が20枚目くらいで追いかけることを止めるはずです。「何が言いたいのかさっぱりわからん」と匙を投げるでしょう。しかし、アジェンダを最初に提示することで、聴衆の頭には今回のプレゼンのだいたいの流れが入ってますから追いかけることができるのです。

アジェンダを有効につかうコツ

 アジェンダは大切だということを理解されたと思いますが、タイトルと自己紹介の後に1枚だけアジェンダを見せておしまいにしてはいけません。人間の脳はそんなに記憶力がいいわけではないのです。しつこいくらいにアジェンダを提示することが聴衆の耳を傾けさせるコツでもあります。


 具体的には、箇条書きの色を変えてこれから話す部分をハイライトさせます。ハイライトさせてない箇条書きはグレーにするなど目立たなくさせます。そうすることで、他の箇条書きも見せつつ、今から説明する事柄だけを強調させることができます。当然、話題が切り替わるたびに違う箇条書きをハイライトさせたアジェンダを再び提示します。しつこくアジェンダを提示することで、たとえ途中でわからなくなった聴衆を再び引き寄せることができるのです。

アジェンダはプレゼン作成時にも役に立つ

 アジェンダの発表時の重要性は理解できたと思います。しかしアジェンダはプレゼン準備のときにこそその真価が発揮されます。まったくまっさらからスライドを作成するときに、アウトラインとして利用するのです。Powerpointにはアウトラインモードがありますので、それを利用してもいいでしょう。漠然とでいいのでプレゼンしたいことを箇条書きにします。アイデアが出尽くしてから、その箇条書きを並べ替えたり削除したりしてストーリーを整えます。完成したアジェンダは最終的に本番のプレゼンで用いるアジェンダと同一になるわけです。アジェンダを元にスライドを作ることで整合性のとれた綺麗なストーリーを作ることが出来ます。

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