1. 会社関連の方から香典を辞退する場合のマナーと注意点

会社関連の方から香典を辞退する場合のマナーと注意点


 社会で必要なお付き合いは冠婚葬祭たくさんありますが、中でも大切な儀式というのが葬儀です。昔から葬儀の参列者は喪主に香典を渡すのが一般的なマナーでした。最近は香典を辞退する場合も増えてきています。香典の辞退には「参列者の負担を減らす」という思いやりがあります。遺族にとっても「列者と故人の間柄が深くない場合にも香典をもらうのはちょっと…」と戸惑うことがあります。例えば会社関連の参列者といったケースでしょう。

一般的な「香典」のマナー

 香典というのは参列者が故人にお供えするための物でもあり、遺族に対し葬儀代の足しにするための「助け合いの気持ち」といった意味合いのお金でもあります。ただし、最近は参列者の負担を減らすためと遺族の香典返しの手間を省くためといった目的から香典の辞退が増えています。昔から葬儀に参列するには香典を持参するのがマナーでしたので、不幸があると聞けば参列予定者は「香典を包まなければ」と思います。そこで、参列者に香典が準備しなくて良いように、遺族は参列予定者に香典辞退の旨をはっきり伝えておく必要があります。参列者の中には、故人と生前に付き合いのなかった間柄の人もいます。


 例えば遺族が務めている会社関連の人などです。会社を通して不幸のお知らせがまわってくれば、香典を包んで葬儀に参列することが暗黙の了解になっている職場もあるかもしれません。しかし遺族にとっては会社関連の人から香典をもらう必要はないと思うこともあるでしょう。この場合は「故人の遺志により香典は辞退させていただいております」と伝えておきましょう。故人の意志という理由であれば角が立たずに香典を辞退できるでしょう。

香典を辞退した上で香典を頂いた場合は?

 香典を辞退した上で「それでもどうしても香典を渡したい」と香典を持参する人もいます。または遺族の香典の辞退の旨を知らずに香典を用意して葬儀に参列してしまった人もいるでしょう。このような場合にはいったんお断りした上でせっかく用意してもらった香典を受け取ります。本来なら香典をもらった人には半額程度の香典返しを贈るものです。


 香典をあらかじめ辞退しているので香典返しをする必要はないということになるのですが、通常通りに香典を贈るか、後で同額の商品券などをお返しするというふうにするのがよいでしょう。会社関連の年配の人なら、最近増えてきている香典辞退に違和感を感じる人もいるかもしれません。会社関連の方からの香典を辞退するには相手に不快な気持ちを持たれないように上手に伝えてください。



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