1. 会社の人に弔電を送る時のマナーやタブー

会社の人に弔電を送る時のマナーやタブー


 もし身内に不幸があった場合、通夜・葬式の準備、出席等のため、所属している会社に忌引き休暇を出さなければなりません。大抵の会社では故人との続柄によって数日間の慶弔休暇をもらうことができるはずです。


 福利厚生の一環として、こちらがお願いしなくても会社からという形で弔電を打つことがあります。その場合は会社が忌引きする本人から直接喪主の名前、通夜・葬儀の日取り、葬儀場の住所、喪主と故人の続柄等を確認します。では会社からでなく、個人的に会社の人に弔電を打ちたい場合はどうすればよいのでしょうか。

喪主がわからない場合はどうすればよいか?

 通常、弔電の宛名は喪主にするのが常識です。配偶者が存命の場合は配偶者が、すでに亡くなっていらっしゃる場合は子どもや兄弟が喪主になることが多いようです。したがって、弔電を打つ際には通夜や葬儀が行なわれる日時、場所とともに、喪主が誰なのかを必ず前もって調べておく必要があります。喪主がわからない場合は遺族に確認したいところですが、取り込んでおられる遺族に聞くのはなるべくなら避けるのがマナーです。


 喪主を確認したい時は、通夜や告別式の会場に電話をします。式の時間帯や喪主、その連絡先などを教えてもらうには一番確実で手っとり早い方法でしょう。


 よく「喪主がわからないから弔電が打てない」という話を聞きますが、どうしてもわからない場合は、故人の名前を記して「御遺族様」宛てに送っても失礼にはなりません。止むを得ない場合は忌引きをした本人に直接電話して聞くことも許されます。「弔電をお送りしたいのですが」と言われて嬉しく思わない人はいないからです。その際は要のみをお伝えして、長く話しこまないように気を配るのがマナーです。

弔電を送る時の良い文例や言葉遣いのタブー

 最近ではNTTでお悔やみ電報の文例をたくさん用意しているので、きちんとした間違いのない弔電を送りたいなら、その中から選ぶと良いでしょう。仏式を対象にしたものがほとんどですから、故人がクリスチャンの場合などはNTTの電報オペレーターなどに相談して作るのもよいでしょう。台紙も押し花付きのもの、ふくさに包まれたものなど色々あります。


 「ご○○様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます」というのが基本の言葉ですが、○○には「ご尊父」「ご母堂」「ご主人」「ご令息」など、喪主にとっての故人との関係を表す呼称を入れます。

 

 また、お悔やみの言葉は宗教によって違います。特にキリスト教では亡くなることは神に召される意味なので「逝去」ではなく「昇天」「帰天」と言い、故人に対しても「安らかにお眠りください」などと言います。「お悔やみ」や「冥福」「供養」も仏教だけの言葉です。


 いずれの宗教にかかわらず悲しいことを繰り返すという意味で「重ね重ね」「たびたび」などの「重ね言葉」は禁句です。また死去や死亡など、「死」という言葉を直接言わないのもマナーです。「逝去」「永眠」などに言い換えるべきでしょう。あれは駄目、これはタブーといろいろありますが、何より故人をいかに悼み、弔意を示すか、それを知ることこそが、マナーに通じるのではないでしょうか。


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