1. デジタル全盛期の今、インスタントカメラの「チェキ」人気が衰えないのはなぜか

デジタル全盛期の今、インスタントカメラの「チェキ」人気が衰えないのはなぜか


 デジカメ全盛期の現在に何故か人気のインスタントカメラ「チェキ」。富士フィルムが販売するこのインスタントカメラは、なぜかこのデジタル全盛期の今も売り上げを伸ばし続けています。その人気の秘密は何でしょうか?

ターゲットは平成生まれ


 チェキがターゲットとしている年齢層は平成生まれの若者たちだといいます。昭和生まれの年代には、チェキのようなインスタントカメラは“古い”もしくは“懐かしい”という印象を抱かせますが、平成生まれの若者たちにとっては“新しい”のだそうです。デジタル全盛期に育った彼らは、撮った写真がその場でカメラから出てくるというチェキに「すごい!なんだこれは!」と、新しさとともにそのインパクトを十分に植え付けるのです。新しいものに敏感な若者世代には、この“新しい”インスタントカメラがとても新鮮に映るのです。

見た目のかわいさを究極まで追求

 さらにチェキはデザインにも徹底してこだわっています。インテリアとして飾っても素敵なほど、現在のチェキのデザインはとてもスタイリッシュでかわいいのです。そしてターゲットである平成生まれの若者、特に女性達は「かわいい」ものには敏感です。そのかわいさが極限まで追及されたチェキのデザインは、さらに人気に火をつけました。

結婚式やプレゼントなど様々な場所で使える


 チェキの使える場所は様々です。多く使われているシーンといえば、プレゼントを贈る際にメッセージを写真に書いてメッセージカードとして添えたり、結婚式で出席者全員の写真を撮りその場でメッセージを書いて一冊のノートなどにまとめてプレゼントする、など様々です。その他にも、送迎会や歓迎会、仕事のオフィスなどあらゆる場面で使えます。また、靴箱にしまってある靴の写真をチェキで撮影し、箱に張っておけば一目で箱の中身がわかるなど、家での整理整頓にも使えて便利です。デジカメで撮影した写真は「印刷する」というひと手間を入れなければなりませんが、そのひと手間が短縮できてしまうチェキならではの利便性は大いにあるのです。

進化し続けている


 そんなチェキは年々進化し続けています。昭和生まれの人が想像する「インスタントカメラ」の面影はもはやどこへやら、2013年9月に販売を開始した、高精度版チェキの「instax mini 90ネオクラシック」は元来のインスタントカメラとは似ても似つかぬほどの驚愕の性能を備えているのです。

instax(インスタックス)mini 90ネオクラシックの性能

・高性能フラッシュ登載

・パーティーモードで背景も明るく

・子どもの素早い動きにも対応できるキッズモード搭載

・風景撮影に最適な遠景モード搭載

・写真の濃淡コントロール可能

・接写モード搭載・シャッターボタンを押している間シャッターが解放するバル ブモード搭載


※バブルモードで撮影された写真

2回シャッターを押すことで1枚のフィルムに画像を重ねてクリエイティブな写真が作れる二重露光モード搭載


※二重露光モードで撮影された写真


 このようにチェキは、これまでのインスタントカメラの常識を超えた高性能カメラへと進化し続けているのです。

“古い”を“新しい”に変える力

 チェキがこれまでに現代の若者たちに受け入れられ、ヒット続けているのは、開発チームが“古い”を“新しい”に変える力を備えていたためです。“古い”という認識をされていたインスタントカメラに新しい性能を加え、しかしその最大の特徴である「撮った写真がカメラから出てくる」というところは変えずに商品化したことで、チェキは現代のデジタル世代に“新しいもの”として受け入れられ、新たな旋風を巻き起こすことができたのです。








 


U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する