1. 広がり続ける「匿名性」それを利用したビジネスの発展はあり得るのか:2ch、ニコニコ動画などから読み解く

広がり続ける「匿名性」それを利用したビジネスの発展はあり得るのか:2ch、ニコニコ動画などから読み解く


 インターネットが発達し、私たちは受信者としてだけではなく、発信者になる術も身につけてきた。それは、掲示板やSNSの投稿などが代表例だ。そこで、「匿名」という言葉に何かピンとくるものがあった。

どこまでが匿名でどこからが記名なのか

 タイトル通りである。ネットでは様々なサービスがあり、多くのサービスがプロフィールを作成することを義務づけている。ニックネームの記入ももちろある、人と人とを判別するのに必要不可欠だ。そういった形式をとっているSNSは本来であれば本名を名乗るのも本名と関係のない名前を使うのも自由なのだが、昔に比べて本名を使うユーザーは圧倒的に減ってきている。


 つまり、ユーザーが増えるに連れ、匿名性ではなかったものが自然と匿名性を持つものになっているのだ。

匿名掲示板「2ちゃんねる」

 有名な匿名掲示板「2ちゃんねる」を見てみると、固定ハンドルネームというシステムはあるものの、使っているユーザーはほとんどいない。むしろ、それを使っているユーザーは叩かれる傾向にある。2ちゃんねるは元々匿名性であることを武器にサービスが開始されたので、その成長っぷりから大手の匿名掲示板ということで差し支えないのだが、匿名性が2ちゃんねる独自のものではなくなってきているのもたしかだ。

ニコニコ動画

 有名動画サイト「ニコニコ動画」は動画サイトではあるが、掲示板的要素も含んでいる。動画上を流れるコメントは、動画自体を盛り上げるコメントから煽りコメントまで様々な形で会話が交わされている。この状態を見れば、2ちゃんねるが横にスクロールしているように見える人もいるのではないだろうか。もちろん、コメントをするユーザーはニコニコ動画のアカウントを持っており、2ちゃんねるほどの徹底された匿名性ではないのだが、結果として匿名性になっているといった感じだろうか。


ニコニコ動画は一例に過ぎないが、匿名性はかなり前から色々なコンテンツに住みつきはじめていたということだ。

匿名性を利用したビジネスの可能性

 匿名性が生かせるかどうかが争点となってくる。匿名性は単純な武器ではなく、むしろプロフィール登録をしっかり設けることで成功しているものもある。時代の流れとして、それらすら勝手に匿名性を帯びてきているというのが見逃せない点だ。


 それらの要素を先読みし、ビジネスに変えることは不可能ではないだろう。2ちゃんねるやニコニコ動画を凌駕するほどのことができるかと言えば、それは本当にアイデア次第ということに落ち着いてしまうのだが、是非参考にしてみてほしいと思う。

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