1. 女性客から好かれる営業マン、嫌われる営業マン

女性客から好かれる営業マン、嫌われる営業マン


女性の言う“いい人”と、男性の言う“いい人”は違う!


 相手のニーズに答えれば女性であろうが男性であろうが買ってくれる。それはそうなのですが、売ろうとしている商品が必ずしも100%魅力的とはかぎらない場合のほうが多いのではないでしょうか。この点は魅力的だけど、この点はちょっと…。すると、お客は迷うでしょう。


 お客が迷ったとき、ものをいうのは営業マンのすすめ方です。そして、誰に対しても同じすすめ方が通用するわけではありません。とくに男女の違いは大きいのではないかと思います。


 不動産はほとんど全ての人にとって、もっとも大きな買い物の一つ。よほどのお金持ちでもないかぎり、完全に満足する物件を買うことはできないでしょう。営業マンの力が大きい業種です。今回は不動産購入の際、女性が好感をもった営業マン、好感をもてなかった営業マンの例をあげ、その傾向を分析したいと思います。


× すぐに決断を迫ってくる営業マン


 「不動産なんてそう簡単にこれ!って決められないと思うんです。後悔しないようにできるだけ多くの選択肢からじっくり選びたいです。それなのに、その不動産屋の営業マンは、現地に見学に行くとすぐに「これ以上のものはありません!どうですか?決めますか?」と決断を迫る言い方をしてくるのです。まぁ、不動産屋は必ず早く決めなきゃ!というものですが、あまりにすぐに結論を迫られると嫌な感じがします。表面では「いいように思えます…」って、ごまかしちゃいますが」



 お互い白黒ハッキリさせたほうが楽ではないか。そう思うかもしれませんが、相手がすすめてきたものをキッパリその場で否定できない女性は多くいます。女性は子どもの頃から「相手の気持ちを考えて、優しい子になりなさい」という教育を受けているもの。否やと思っても、面と向かって否定することをためらいます。それなのに、すぐに結論を迫られると、とても困るので、相手に好感をもてません。



× 熱心すぎて、配慮の欠ける営業マン


 「主人は日曜日しか時間がとれませんので、平日私が小さな子どもを連れて物件巡りをしていました。正直、一番困ったのは、熱心なのは分かりますが、あまりに話が長すぎるということです。とくに、小さな子どもは飽きてしまうし、お腹をすかせることもあるし、お昼寝の時間までつぶれてしまうこともあって。一生懸命話されると、途中で「もういいです」というのは申し訳なくて。もう少し配慮してくれればと思いました」


 だから、そう言えばいいじゃないか!ですが…「言わなくても相手の様子をみて配慮する」のが女性の世界ではむしろ当たり前です。それができない場合は、「なんて身勝手な人!」「無神経な人だから、付き合いたくない」「親はどういう教育をしているの!?」となるのです。


○ 紳士的で、こちらの様子をみながら、提案してくれる営業マン


 「物腰がやわらかくて、必要なことは分かりやすく説明してくれるけど、しつこく結論を迫ってこないので安心できました。プッシュはするけど、こちらがためらっていると、それ以上はしつこくしなかったですね。私が迷っている点をよく聞いて、それに対して良い提案をしてくれたのでそこに決めました」


 相手が自分に合わせて配慮してくれている。こちらの気持ちをよく分かってくれている。女性はそう思ったとき、相手に好感をもちます。まずは相手に合わせる。相手の様子を焦らずに観察する。それが大事なようです。


優秀な営業マンは、恋愛上手?


 こうしてみると、営業力の話というよりも、女性のくどき方の話のようですね。おそらく恋愛上手の営業マンは、女性客に人気があるでしょう。男性からみたら、まどろっこしい面もあるし、理解しがたい部分もあるかもしれませんが、女性客の支持を得ることは大事でしょうから、心がけてみてはいかがでしょうか。



U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する