1. 迷った時こそスヌーピーの名言で日々を元気に。- 作者/エドワード・シュルツが伝えたいこと

迷った時こそスヌーピーの名言で日々を元気に。- 作者/エドワード・シュルツが伝えたいこと

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 リトルミイやスナフキンなど、ムーミンキャラクターの名言が突き刺さると人気になっていますね。キャラクターがすました顔で言うセリフは、どうしてあそこまで心に刺さるのでしょう。


 「スヌーピー」をご存知でしょうか?現在六本木・森美術館ではスヌーピー展が開催されており、足を運んだ人も多いのではないかと思います。実はこのスヌーピーやそこに登場するキャラクター達も、ムーミン同様に哲学的な考えの持ち主なのです。


  今回はスヌーピーの名言をもとに、作者チャールズ・シュルツが考えているしあわせとは何かということを紹介し、迷った時の拠り所にしていただきたいと思います。 


<スヌーピーの名言>

「明日が素晴らしい日だといけないから、うんと休憩するのさ。」

  忙しい日々に追われ、やっとできた休息日。何をしようか迷った挙句、何もできずもやもや…なんて経験はありませんか?淡々と過ぎてく日々に対して、何もできていない自己管理能力を嘆くこともあるでしょう。しかし、そんなことをしても意味は無いと、スヌーピーは言っています。


  何もしなかった日は、素晴らしい日になるかもしれない明日への休憩なのです。過ぎたことを後悔するよりも、明日をいかに素晴らしい1日にするのかを考えた方が有意義であり、幸せですよね。

「配られたトランプで勝負するっきゃないのさ・・」

 これは、登場人物であるルーシーに「時々あなたは、どうして犬なんかでいられると思うわ」と言われた時の返事です。配られたトランプで勝負する、すなわち自分が人でもなく猫でもなく、犬として神様から与えられた宿命をいかに受け容れ、その上での自分に何が出来るのかということを考え、実行しなければならないということです。


  自分よりかっこいい人、お金持ちの人、身長が高い人… 隣の芝生はしばしば青く見えがちですが、他人を羨んでも仕方ありません。「勝負するっきゃない」という言葉の中には、見た目や能力で自分で限界をつくらず何事にも挑戦するような意味が込められているように感じられます。


  顔や肩書などではなく、いかに「自分」で勝負に挑むかということを、スヌーピーは教えてくれています。


 <ルーシーの名言> 

「いつかは大きくなってだれの助けもかりずに人生と対決しなければならなくなるのよ」


  ルーシーは、漫画の中では7歳という設定になっています。7歳の女の子がこんな事を言うとは...


  これはまさに言葉の通りです。人間は成長していくにつれ、人の助けを借りずに生きていかねばならない場面がやってきます。その時のために今できることは何なのか、自分が他人に対してやってあげられることは何なのかということを、ストレートに語っています。誰の手を借りること無く生きていく覚悟とは、どれだけ大きなものなのでしょうか。


「どうしてわたしが幸せなのかわかる?自分のことが好きだから、だからなのよ!」

  ルーシーは漫画の中では、いつも強気でにこにこしていることが多い活発な女の子です。そんな子に限って悩みを抱えているかとおもいきや、自分は幸せなのだと言い切るルーシー。


  幸せになるためには、まずは良い自分も悪い自分も全て好きになることから始まるのだということを、いつもの強い口調で教えてくれています。これは分かっていてもなかなか出来ないことですが、ルーシーに言われると、なんだかできちゃいそうな気がしてきますね。自分を愛しましょう。


 <チャーリーの名言> 

「ぼくはぼくでいることで人に好かれたい。付き合っている人たちがいいからすかれるんじゃないんだ!ぼく自身のねうちですかれたいんだ!」

  チャーリー・ブラウンは弱気な男の子として描かれることが多い子です。この言葉は、そんな内向的な男の子の本音なのかも知れません。自分の周りにいる人達ではなく、自分自身を評価して欲しい、と。


  虎の威を借る狐のように、知り合いにすごい人がいると自慢をする人は多いですが、そういう人ほど中身が無いとよく言います。自分の本当の価値を認めてもらう為に、他人に頼らない生き方をすることも大切かもしれません。自分の本当の価値とは、そういう時に初めて現れるものです。


 良い人たちに囲まれ良い人生を歩む為に、まずは自分自身を磨くことから始めましょう。 


「人生という本には、うしろのほうに答えが書いてあるわけじゃない」

  長い人生ですから、まだ先はあるのだと思い込みのんびりと生きているとすぐ人生は終わってしまいますよ、ということを投げかけているのでしょうか。後ろにある答えを期待するのではなく、いま目の前にあることが答えなのかも知れないという気持ちで生きないと、人生損をするよ、と言われている気がしてきます。


  そもそも人生に答えなんてないのですが、自分で何かを答えにしてくことはできます。幸せに生きるためにその時々で最善と思われる選択をし、答えにしていくのもいいかもしれません。



作者/チャールズ・シュルツの想い

「あなたの人生を豊かにしているのは、世界の大富豪でもないし、数々の賞を持っている人でもありません。そうではなくて、あなたのことを気にかけてくれる人たちこそが、あなたを幸せにしてくれるのです。」

  シュルツがこの漫画を通じて言いたいこと、つまりはこういうことです。迷った時や辛い時は視野が狭くなり、周りが見えなくなります。けれど、周りにはいつもあなたを支えてくれる人たちがいるよ、と。人ぞれそれ幸せのカタチは違いますが、大変な毎日の中で、たまにはスヌーピーの言葉に触れることで常に心に余裕を持っていたいですね。

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