1. 「理不尽な言葉」を受け流すための3つの“究極の方法”

「理不尽な言葉」を受け流すための3つの“究極の方法”

by Christos Tsoumplekas (Back again!)
  社会生活を送っていれば、理屈にあわない高圧的な攻撃を受けて、理不尽な思いをすることがあるでしょう。例えば理不尽な場面というと、明らかに相手のミスなのに「お前が悪い!」と頭ごなしに言われたり、取引先の顧客の言うことを聞いて企画したものを否定されたり、こういった理不尽なことは誰でも腹が立ちます。しかし、そのときカッとして余計に理不尽な状況を悪化させてしまう人と、上手にその理不尽な事態を受け流す人がいます。

  この世から理不尽な人がいなくなることはありません。それどころか、“クレーマー”や“モンスターペアレンツ”という言葉があるように、そうした理不尽な人は増えている傾向にあります。重要なコミュニケーションスキルの一つとして、理不尽な言葉を受け流すスキルが必要です。

理不尽なことに、感情的になったり、相手を論破しようとするのはNG

  理不尽なことを言う人は、間違っていることを正そうとか、より良くするための提案をしようという気持ちで言葉を発しているわけではありません。はっきりいって、目的はあなたをやり込めて、痛めつけることです。だから理不尽なんです。例え、本人が自分は正しいことを言っていると思い込んでいる場合でもです。

 理不尽の意味を確認しましょう。道理をつくさないこと。道理に合わないこと。また、そのさまのことです。

  ですから、相手の感情の高まりにそのまま乗っかって、自分まで感情的になってしまうと、理不尽な状況が悪化するだけです。ましてや、相手の言葉の理不尽さを指摘して正そうとするのは火に油を注ぐことになるでしょう。いかに理不尽な場面でも冷静さをたもてるか、“解決”よりは“やり過ごす”ことが大事です。

理不尽な事態への解決策:自分の心の動きを想定し、事前準備

  理不尽なことをいわれて思わずカッとしてしまうのは何故でしょう。それは、思いがけないこと、奇襲だったからではないでしょうか。実のところ、その言葉を理不尽と感じるのは人それぞれ。あなたが理不尽さに怒りを感じたことでも、ある人は理不尽でもなんとも思わないかもしれません。

  ですから、自分が「誰の」、「どのような言葉」に腹を立て、理不尽と感じる傾向にあるのかあらかじめ確認しておきましょう。上司の「君のせいで…」という言葉にはいつも我慢できない。同僚の「お前のやる気を感じられないんだよ」といわれると屈辱感を感じる。一定の理不尽さを感じるパターンがあるものです。

  そして、何度か心のなかで、そのパターンをシュミレーションして準備しておいてください。すると、いざその理不尽と感じる場面になったとき「きたきた…」と余裕をもって受けて立つことができます。

理不尽な事態への解決策:何を言われても逆らわず、しかし卑屈には決してならない

  攻撃する人と攻撃される人、それはお互いがいて成り立つ関係です。攻撃する人は、幼いときから傲慢な態度を通して、理不尽な状況にするのに慣れています。そして、自分がそうできる相手をかぎ分けて標的とするもの。

  ですから、自分がどうも理不尽な言葉を受けやすい傾向があると感じるなら、標的にならない努力もしたほうがいいでしょう。かといって、相手を攻撃し返すのでは、下手をすると自分に非があることにもなりかねません。

  参考になるのは、屁理屈としかいいようがないクレーマーに対しての受け答えです。クレーマーに対してなんでも相手の言う通りと肯定したり、謝罪したりしてはいけないのは基本です。何故なら、それは自分に否があることを認めてしまうことになり、賠償問題に発展するからです。

  相手は、自分のフラストレーションを発散させるためにあなたを理不尽に攻撃しているのです。あなたが必要以上に謝罪し、卑屈になることは絶対にありません。言い返すことなく、しかし毅然としていましょう。

理不尽な事態への解決策:他者からの理不尽な攻撃には開き直る

  言葉というのは、殴るとか蹴るとかとは違って痛みがあるわけではありません。しかも、ずっと聞き続けることもありません。しかし、何故こんなにも嫌な思いをさせられるのでしょうか。

  それは、人は理不尽な言葉をいわれたくないと思っており、言われないように努力しているからです。だからこそ、いざ理不尽と感じることを言われるとショックで傷つきます。ならば、「必ずそのようなことはあるもの!」と思い込んでおくのはどうでしょうか。また、「もっと言っていいよ!」くらいに開き直ってしまう。これで理不尽な状況でも、かなり気は楽になるはずです。


  いずれにしても、相手は変えられないもの。変えられるのは自分の心の持ちようだけです。

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