1. 【社員こそが会社のブランディング要素】マッキンゼー社員の身だしなみから学ぶ、「プロ意識」を持つことで得られる効果とは?

【社員こそが会社のブランディング要素】マッキンゼー社員の身だしなみから学ぶ、「プロ意識」を持つことで得られる効果とは?


 マッキンゼーという会社をご存知だろうか。正式名称はマッキンゼー・アンド・カンパニー。世界有数の外資系コンサルティング会社で、ジェームズ・O・マッキンゼーにより設立されたアメリカ合衆国に本社を置くコンサルティング会社である。


 DeNAの創設者である南場智子さんはマッキンゼーの出身であることで有名だが、そのほかにもマッキンゼー出身者は様々な分野で活躍している。常に質の高い仕事を続けるこの会社では、社員それぞれが身だしなみにも気を使っている。


 そこで会社にとって、社員が身だしなみをきちんとすることの大切さについて考えていく。

クライアントの前では常に上質なイメージを保つ

 上の本はマッキンゼー出身の大島祥誉が書いた『マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書』という書籍だ。この本の中には、マッキンゼーの新入社員が入社後に身に付ける様々なスキルについて記してある。その中に、以下のような記述がある。

 マッキンゼーというのは、1つの確立されたブランド。その名前の中に、仕事への基本姿勢やクオリティなど、あらゆるものが凝縮されています。

 入社1年目の新人であっても、そのブランドを体現することには変わりありません。服や持ち物、クライアントの前で使うペン1本でも「適当」なものは持たない、身につけないという空気がありました。

 持ち物が仕事をしてくれるわけではないのは当たり前。けれど、細部にまで気を使い、相手に与える印象にも気を配るという姿勢は、結局、仕事のクオリティにもつながりクライアントにも影響を与えるのです。

 マッキンゼーの人たちは、そこを理解しているからこそ持ち物にも一流の物にこだわる人が多くいました。

 私たち新人のビジネスアナリストも、各国のBAがニューヨークに集まる機会があったときに、あこがれのHARTMANN(ハートマン)のアタッシュケースを買いそろえたのを覚えています。

出典: マッキンゼーは“見た目”にもこだわる (誠 Biz.ID) - Yahoo!ニュース

 通販サイトを覗いてみるとHARTMANNのアタッシュケースは約13万円程度。一般人にはなかなか手を出しづらい金額だ。マッキンゼーでは入社1年目にも関わらず社員それぞれが「プロ意識」をもち、その意識を持って常に仕事に臨んでいる。そのプロ意識は単純に仕事に対するものだけでなく、態度や身だしなみにまで及んでいる。それらを総じて彼らの高いクオリティが担保されているのだ。

社員の身だしなみが会社をブランディングする

 「あの会社は社員がお洒落だ」とか「あの会社はいつもビシッとスーツを決めていてカッコいい」と思った経験はないだろうか。このように、社員の身だしなみが会社のイメージに直結することも多々ある。よって、特に外向けに業務を行っている会社については、社員の身だしなみに気を付けるべきである。


 例えば、同程度の質・価格である仕事を請け負ってくれる会社が2つあった場合、自分たちならどちらに仕事を頼むだろうか。これを分ける要因としては、上記のような企業イメージが大きく関わってくる。マッキンゼーのようないつでも身だしなみに気を使っている会社と、いつもヨレヨレなシャツを着た営業をよこすような会社を比較した場合では、前者の方が質の高い仕事をしてくれるようなイメージを持つはずだ。


 クライアントが企業に対してプラスのイメージを持つように、企業は様々なPRをすることだろう。しかし、身だしなみといった基本的な事に注意するだけで、会社としては良い意味でのブランディングをすることが可能となる。

身だしなみは個人もブランディングする

 身だしなみをきちんとすることは、もちろん個人のブランディングにもなる。人の目につく、例えばペンや鞄など細部に気を使うことで「あの人は仕事をきっちりこなしてくれそうだ」というイメージを、社内でも社外でも与えることができる。


 とりわけ初対面の人に与えるイメージというのはほぼ「見た目」で決まるため、だらしない格好は避けたい。





 ここまで、マッキンゼーという会社から社員の身だしなみの重要性について考えてきた。だらしない格好やファッションに無頓着な人間は、それだけで損をしているともいえる。身だしなみを整えることで背筋も伸び、仕事に対して身も引きしることだろう。これから少しずつでも気を使ってみてはいかがだろうか。

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