1. ライブを盛り上げる「ザイロバンド」って何?—ウェアラブル市場の命運を握るのはコレかもしれない

ライブを盛り上げる「ザイロバンド」って何?—ウェアラブル市場の命運を握るのはコレかもしれない


 ライブを盛り上げるものとして日本でも注目を集め始めている「xyloband(ザイロバンド)」。これは一体どのようなものなのでしょうか。

“身につける”ライト、ザイロバンド

 ザイロバンドはイギリスの企業が開発した次世代型ペンライトです。ライブ会場の演奏に合わせてザイロバンドに内蔵されているLEDライトが光る仕組みとなっています。ザイロバンドのすごいところは、なんと言っても曲や自分のいる階数によって異なった色を光らせることができるところです。これは主催者側がコントロールしているため、身につけている人が色を変えることはできません。また光るのは会場だけで、ライブが終了すると光はつかなくなります。


 最初にザイロバンドを取り入れたのが、イギリスの人気バンドColdplayです。彼らは2012年に行った新アルバム「Mylo Xyloto」のプロモーションツアーでこのザイロバンドを採用しました。日本でもUVERworldやaiko、ももいろクローバーZなどが既にザイロバンドを導入したライブを行っています。



 「会場に興奮と一体感を」与えることをビジョンに掲げており、バンド側も観客も一体になってライブを楽しむことができるのです。

もはや、ものを“持つ”時代ではない

 このザイロバンドは、今までライブ会場で主流だったペンライトの次世代版として捉えられています。両者の違いは多くあるかと思いますが、私が最も注目したのがものを「持つ」時代から「身につける」時代へのシフトです。


 現在ウェアラブルデバイス—つまり身につけるデバイスの市場が盛り上がりを見せていますが、このザイロバンドもその流れを象徴するものの一つなのではないでしょうか。


 ライブ会場において、「持つ」ことに意識することなくペンライトと同じ効果を感じることができるザイロバンド。今は手で持ち歩いているスマートフォンにとって代わろうとしているウェアラブルデバイス。今後ザイロバンドが主流になるかは、同時にウェアラブルデバイスの可能性にも大きく影響するように思います。


 ライブに観客として参加する立場としても。ウェアラブルデバイスに興味を持つ立場としても、今後も注目できるものだと言えるでしょう。

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