1. 「文系出身のビジネスマンは何を武器にすべきか」-技術なしから生き残る!文系流キャリアアップ

「文系出身のビジネスマンは何を武器にすべきか」-技術なしから生き残る!文系流キャリアアップ


 一般的に、ビジネスマンは文系と理系に区別されます。そこでよく言われるのが「理系出身者には技術があるが文系出身者にはこれといった技術がない」「文系はキャリアを積むのが難しい」など、言い方は様々ですが、文系出身者は具体的なビジネススキルを持ち合わせていないと思われがちです。


 たしかに、理系出身者は具体的な説明しやすい技術を学んできている人が多いのは間違いありません。しかし、ビジネスにはどのような業務にもそれぞれノウハウというものがあります。そこで、文系出身者はどのようにしてキャリアアップに臨めばよいのでしょう。

知識を必要とする戦略を学べ

 ビジネスに関して戦略、戦術という言葉が頻繁に使われるようになってきました。Webサービスやネット技術の発展により、時代の流れを読み取ってスタートアップに挑戦する企業が数多く台頭してきています。そういった時代の流れはビジネスモデルを複雑化し、専門知識を必要とする分野が急激に増えてきています。


 そこで必要とされるのは、ビジネスにおけるシナリオ、つまり「戦略」です。会社の経営や仕事方針など、そういった内容を決めるのは基本的に文系出身者です。アイデアを出すことは誰にでもできますが、成功するシナリオを書ける人はそれなりの知識を必要とします。具体的な技術がなくても、成功するビジネスを学ぶことはキャリアアップに繋がるのではないでしょうか。

専門性とは理系だけに使われる言葉ではない

 専門性という言葉を聞くと、どうしても具体的な技術や資格などを思い浮かべてしまいがちです。しかし、専門分野というものは無限に存在します。

大企業になると、使い方を決めて採用枠を決めています。メガバンクなり、総合商社なりでもマーチ文系を取ったりするのはこの理由です。一部の東大、京大、その他旧帝、早慶の極めて優秀な人間は幹部候補生、残りはソルジャーとして採用します。

どんな組織にも幹部、ドサ回り用のソルジャーが要ります。日のあたらない仕事は必ずあるのです。
ソルジャーでも特殊能力を持つような人もいて、そういう人が金融専門家になったり、外資金融に行ってのし上がることもないわけではないです。

出典: じゃあ、文系エリートのキャリア | ぬるりと生きる。

 このように、文系出身者にも理系出身者と同様、一定の需要があります。まずその専門分野を見つけることから始めなければならない点は理系と違って少し複雑ですが、方向性を定めることができれば自分なりのキャリアアップコースが開けてくるのではないでしょうか。

現場の最前線まで指揮をとれ

 文系が指示し、理系が動く、というような形は最近では古い考えだと認識されはじめています。これは、文理の融合が進んできた結果でしょう。文系出身者でもエンジニアとしての技術を持っている人が多くなり、理系出身者でも営業などをこなすようになってきいました。


 しかし、技術がないまま働き始めた人が資格をとったり一から勉強するというのはなかなか難しいものがあります。そのような状況下でも可能なことは、理系分野の作業を理解するということです。具体的にどのような過程を辿って完成系に至るのか、というところは実際に技術を持った人でないと理解するのは難しいですが、どういった目的で開発が進み、結果何が完成したのか、というところは技術や知識がなくても理解できます。


 それさえわかっていれば、現場の指揮をとることは可能なのです。所属している会社が同じであれば目的も同じなはずです。つまり、その目的を達成するためのアイデアやシナリオを持っていれば文系出身であろうと理系の分野、つまり現場の最前線にまで指示を出したり何かを提案したりすることができます。まずは全体の流れを理解し、必要最低限の知識を獲得してみましょう。

文系分野の資格に関して

 文系の資格といえば、行政書士や宅建などがメジャーでしょう。しかし、それらの資格は取得が難しく、ちょっと勉強したくらい獲得するのは不可能です。会社内で重宝される会計士や税理士の資格はそれ以上に難易度が高くなります。時間に余裕のある人ならば可能かもしれませんが、それでも長期的な活動になってくることは間違いありません。


 やはり、仕事をこなすにつれ自然と身に付いてくるノウハウや知識を生かし、それに加えて時代の流れを汲み取ったビジネススキルを学んでいくのが文系出身者のキャリアアップとして一番の近道なのではないでしょうか。

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