1. あなたのインターネット閲覧履歴、追跡されてます!行動ターゲティング広告の仕組みと非表示にする方法

あなたのインターネット閲覧履歴、追跡されてます!行動ターゲティング広告の仕組みと非表示にする方法

 インターネットを使っていれば、広告を目にしない日はないでしょう。以前は自分の全く興味のない広告ばかりでしたが、最近は「リターゲティング機能」が進歩し、自分の興味のある広告が表示されます。私は最近引っ越しのために多数の賃貸検索サイトを閲覧していました。すると、それらに全く関係ないWebサイトにおいても不動産の広告が表示されるようになりました。その広告には、自分の条件に合った物件がスライドショーのように流れており、気になる物件があるとついつい開いてしまします。広告主からするとまさに狙い通りです。これらの広告は「行動ターゲティング広告」と呼ばれます。

 では行動ターゲティング広告とはどのような仕組みなのでしょうか。また、引っ越しが無事に終わった私の場合、不動産広告を表示させないようにするにはどうすればよいでしょうか。

そもそも行動ターゲティング広告とは

 まず行動ターゲティング広告とはどのようなものか理解しましょう。Wikipediaには次のような記述があります。

”行動ターゲティング広告(こうどうターゲティングこうこく)とは、広告の対象となる顧客の行動履歴を元に、顧客の興味関心を推測し、ターゲットを絞ってインターネット広告配信を行う手法。例えば、旅行関連のページを最近訪れたことがあったり、航空会社の広告をクリックしたことがあるユーザーは、「旅行」というジャンルに興味関心があると判定し、「旅行」関連の広告を配信するといったもの。

 ここでいう「行動」は、ページの閲覧、広告のクリック、検索のキーワードなどを指し、広告の配信を行う媒体・事業者によって定義は異なる。コンテンツ連動型広告を併用している場合が多い。行動ターゲッティング広告は、追跡型広告(ついせきがたこうこく)やリターゲティング広告とも呼ばれる。”

<出典:Wikipedia

 私たちのインターネット上での行動は常に蓄積されています。そのデータから我々の関心を把握し、広告をしているのです。

行動ターゲティング広告のメリット

 では広告主がこのような広告を用いるメリットとは何でしょうか。それは潜在顧客の興味を継続的に喚起できる部分にあります。私たちはたいていの場合、情報を手に入れるといったような何かしらの目的を持ってインターネットを利用しています。なので、一度目的を達成した場合は、閲覧したWebサイトを再度訪れることは少ないでしょう。例えば、ノートパソコンの相場を調べようという目的であれば、ある程度の情報を入手した後は同じサイトを訪れなくなります。

 ここで、行動ターゲティング広告によって、「園芸に関するWebサイト」や「楽器に関するWebサイト」といった、ノートパソコンに関係のないサイトを閲覧しているときに「ノートパソコンの広告」が表示されたとします。インターネットユーザはこの広告を何度も目にすることになりノートパソコンに対する潜在的な興味を継続的に持ち続けることになります。自分の欲しいノートパソコンの広告が表示された場合や、パソコンを買えるだけのお金が溜まったタイミングでその広告がクリックされれば、ユーザの製品購入率は高くなるでしょう。

 このように、行動ターゲティング広告を用いることで、潜在顧客に対して興味を持たせ続けることができます。何もターゲティングせず無鉄砲に広告を出すよりも非常に効率的な方法なのです。

ユーザにとっては邪魔なときもある

 広告主にとっては効果的な広告手法ですが、ユーザにとってはもう用済みな情報が何度も表示され、うっとおしく感じることもあることでしょう。私の場合、引っ越す物件が決まった後も「あなたにオススメの物件があります!」といった内容で、いくつもの間取り図がコロコロと表示されるのは煩わしくて仕方がありません。では、このような広告は消すことができるのでしょうか?

一般的なターゲティング広告の削除方法は「キャッシュの削除」

 このようなターゲティング広告は、我々のWebサイト閲覧履歴などの情報を利用しているため、これらを削除すれば表示されなくなります。この削除方法は「Internet Explorer」や「Fire Fox」といったインターネットブラウザによって異なります。『キャッシュ 削除 ブラウザ名』などで検索してみてください。

 また、インターネット履歴の他に「cookie」というものがあります。cookieとはWebサイトの提供者が、Webブラウザを通じて訪問者のコンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させるしくみのことをいいます。Cookieにはユーザに関する情報や最後にサイトを訪れた日時、そのサイトの訪問回数などを記録しておくことができ、Facebookやメール機能など、何度もIDやパスワードを入力することなくログインできるのはこの機能によるものです。キャッシュを削除してもターゲティング広告が表示される場合は、このcookieを削除する必要があります。

 ここで注意しなければいけないのは、cookieを全て削除してしまうとメール機能やFacebook等にログインするために再度IDとパスワードを入力する必要があるということです。IDやパスワードを忘れてしまうと非常に面倒なので注意しましょう。



 以上、行動ターゲティング広告の仕組みとそれらを表示させない方法を説明してきました。広告によっては容量が大きく、Webページの読み込みを遅くしてしまうものもあります。ここで説明したことを活かし、快適なインターネットライフをお送りください。

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