1. 仕事で主体的に動きたい人にこっそり教える3つの秘訣 -think,think,write!

仕事で主体的に動きたい人にこっそり教える3つの秘訣 -think,think,write!

 上から仕事を与えられる状況というのは、気持ち的にとても楽である。自分で何をするべきかを明確にすることなく、言われたことをこなせばいいからである。しかし、本当の意味での仕事の達成感を感じようと思ったら、自分から主体的に動いていくことが求められる。その時のポイントをまとめてみた。

1. 今やっている仕事の意味を考える

 与えられた仕事を言われたままに実行している人はいないだろうか。「○○の資料をこのように作ってくれ。」「次はこのような方針で進めていく」など、上司に言われたことを何も疑わずにこなす、という人は少なくない。しかしこれは危険な傾向だ。

 人に言われたことをこなすことはもちろん大切だ。しかし、本当に重要なのは その時の姿勢である。受け身のままでこなす仕事はモチベーションがあがりにくい。なぜなら、自分がやっていることであっても、他人事のように捉えてしまうからである。その結果、その仕事をうまく終わらせても達成感をあまり感じられなくなってしまう。「自分は頑張った」という思いはあるのに、それに伴った達成感を味わうことができないので仕事に対するフラストレーションがたまっていってしまう。

 それを防ぐためにとても重要なのが、仕事を自分ごとに捉えることである。そしてそのためには自分が今やっていることにどのような意味があるのかを考えることが求められるのだ。

 人に与えられたことをこなすだけでは、その仕事はまだ相手のものだ。しかし、自分でその仕事に意味を与えることで、その所有権が相手ではなく自分に移ることになる。そのことが仕事を自分ごとにする第一歩である。

 「○○の資料をこのように作ってくれ。」と言われたら、なぜそのように作る必要があるのか、そもそもその資料はなんのために作るのかを自分で考えて自分の言葉で考えることが大切だ。そしてその自分の考えが上司の考えと一致しているのかを確認する作業も大切である。自分の考えだけで突っ走ってしまうと、特にチームプレイをしている中では内部分裂につながりかねない。

 どうしても自分ではその意味が分からなければ上司に聞くことも必要だが、まずは自分で考えるという行為が大切である。人に聞くのは自分の中で結論が出なかった時だけにすることが自分の成長にもつながる。

2. 自分にしかできないことは何かを考える

 その仕事の意味を自分の中で明確にすることができたら、次に「自分だからできることは何か」を考える。相手が自分に仕事を任せるのは自分だからこそ提供できる価値に対して期待しているからだ。どのような点に相手が期待しているのか、自分はその期待にどのように答えられるのか、ということを明確にする作業も、主体的に仕事に取り組む時にとても重要だ。

 それは社会を動かすようなとても大きなものである必要はない。小さなことでもいいので、自分だからできることをその仕事に見いだすことが大切なのだ。自分だからできること、というのは自分の感覚の中にあるものである。それを自分の言葉で明確にすることで、自分がその仕事に取り組む意味を持つことができる。

3. 文字に起こす

 ここまで2つ考えるべきことをあげてきたが、それを実行する際に最も重要になるのが「文字に起こす」ということである。多くの人は、自分の中で考えがまとまってもそれを外に出すことをしない。自分の頭の中で完結させてしまうのである。これが一番の落とし穴だ。

 どんなに自分なりの仕事の捉え方を思いついても、アウトプットしなければそれは必ず記憶の彼方に追いやられてしまう。アウトプットの意味は考えを明確にするために不可欠なのだ。

 そして文字に書いてみようとすると、意外と言葉が出てこないということも経験したことのある人もいるだろう。頭の中で明確になっていると思っていても、実際にはそれほど明確でないことも多い。頭にある時点では、どのようなものも単なるイメージにすぎない。それはとてもぼんやりしているのだ。

 文字にすることは、ぼんやりしたイメージに輪郭を与える作業である。そうすることで、自分がどう考えていたかをまとめることができる。アウトプットして初めて、自分の考えがまとまってくるのである。

 また、文字としてアウトプットすることで、よりその考えを意識することができる。視覚の情報として入ってくるので理解しやすくなるのだ。自分がアウトプットしたものをもう一度インプットすることで、その考えを本当に自分のものにすることができるのだ。

最後に

 主体的に動くことは働いていく上でとても重要だ。人から指示を受ける立場の人間であってもそれは同様である。自分がその仕事にどのような貢献ができるのか、その意義を常に考える事がくせになっていけば、仕事もずっとやりがいをもって臨めるだろう。そしてそれが更なる成長につながっていくのである。

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう
この記事を報告する