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読書の効果を100倍にする「読書ノートの作り方」:読書で得た知識をスキルに変えろ!

椿龍之介

2016/01/05(最終更新日:2016/01/05)


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by Paul Watson
  読んだビジネス本を、普段の仕事において活用できている人はかなり少ないのではないでしょうか。本で読んだ知識を実際に活用できないのであれば、時間の無駄になってしまいます。読書ノートをとることで、読書で得た知識や情報をいつでもすぐに見直すことができ、読んだだけの状態よりはるかに自分のスキルとして活かすことができます。

 今回は、ビジネス本を読む効果が仕事において最大限に活かされる、読書ノートのとり方を紹介していきます。

読書ノートとは

  たくさんの情報を取捨選択し、自分にとって重要なポイントを見つけてそれを取り出すことが読書の活用に繋がります。そのために作るのが読書ノートです。読書ノートは自分の読んだ本のタイトルや内容、さらには自分がその本で得た意見や感想をまとめ、いつでも見ることができるようにしておくものです。

読書ノートの内容

  読書ノートに書いておくと良い内容は次の通りとなります。

1.基本情報(著者、本の名前、読書開始日・完了日など)
2.本で重要だと思った部分
3.読んだ感想や意見 

  このような情報を書き込み、いちいち本を探してこなくてもすぐに本から得た有益な情報を取り出せるようにしておくと良いでしょう。

読書ノートの作り方

1.印象に残った部分や有益だと思った部分に線を引く。

  本を汚したくない人は付箋を使い、印象に残った部分の場所を書いておくという方法もあります。 

2.線を引いた部分を見返して、感想や意見を含めて読書ノートに記す。

  引用部分と意見・感想は、「別のノートに書く方法」と「同じノートに書く方法」があります。見やすいと思った方法に合わせるといいでしょう。 

3.わかりにくい部分は図や表を駆使して見やすくまとめる。

  図や表は綺麗に書く必要はありません。自分が見直したときにわかるレベルで十分です。

読書ノートを作るときの注意

  作ると便利な読書ノートですが、いくつか注意点があります。

1.あらすじを書かない 

  あらすじを書き写すだけでは、ただの作業となってしまうので、自分のものになりません。考えながら読み読書ノートをつけるという意識付けのためにもあらすじを書くということは極力控えましょう。

2.読書ノートを目的にしない 

  読書する意味を読書ノートを書くことにしてしまうと、読書自体の意味がなくなってしまう恐れがあります。あくまで読書とその活用が目的であるということを強く意識しましょう。 


  ここで示したのは、基本的な読書ノートの作り方と内容となります。自分にとって一番見やすく情報が見つけやすい形の読書ノートのスタイルを見つけるとさらに読書が有意義になります。

 また、読書ノートを作ることで読書した内容や感想をまとめてあとで見返すことができるのでアウトプットや活用がしやすくなります。これから読書をする際は読書ノートをつけてみるのはどうでしょうか。

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