1. 秋になるとやってくる憂鬱な気分...季節性うつ(SAD)にならないためのおいしいクスリ

秋になるとやってくる憂鬱な気分...季節性うつ(SAD)にならないためのおいしいクスリ

5人に1人が抱える季節性うつ(SAD)とは?

 ストレス社会に生きる現代人にとってもはやうつは珍しい病気ではありません。今では8人に1人が鬱を患い、休職という選択肢をえらぶ人も少なくないのです。そうなると休職している本人にはもちろん、雇用側にもおおきな負担になってしまいますよね。

 秋になると急に気分が落ち込みやすくなる、眠気•食欲がおさまらない、そしてやる気が出ないなどといったマイナスな症状に見舞われる人もいるのではないでしょうか。これは秋から冬にかけて発生する季節性うつ(SAD)というれっきとした病気の症状であり、仕事の生産性にも大きく影響してしまいます。これは珍しい病気ではなくおおよそ5人に1人がかかるといわれている一般的な病気です。

 季節性うつは秋に移行するうえでの気候の変化が大きな原因とみられています。心理学の研究では「身体的な暖かさ」と「心理的な暖かさ」には親密な関係があるとされており、秋になり気温が下がることで気持ちも落ち込みやすくなってしまうのだそう。またエアコンの使用が一般化し、夏でも冷えることがあったりと気温の変化に対応しにくくなってしまった現代において、この季節性うつはまさに現代人特有の病気といえそうです。さらに寒くなるにつれて、日が短くなり日光に当たる機会も減ってしまいますが、これにより光によって生成されるセロトニンの量も減ってしまい、それも季節性うつの原因になるのです。

味覚の秋だからこそ、おいしいもので季節性うつを撃退しよう

 減少してしまったセロトニンは日の光を積極的に取り入れることで取り戻せますが、良質なタンパク質やビタミン豊富な食べ物をたべることでも補うことができるのです。今回はおいしいものがたくさん食べられる食欲の秋だからこそ、旬のものを食べて季節性うつを撃退する方法をご紹介したいと思います。

 まずセロトニンを生成してくれる秋の旬食材にはスジコやマグロなどがあげられます。マグロは夏から冬にかけて長期間にわたり穫ることができますが、秋は特に北海道産のものが有名。さらに秋といえば秋鮭からおいしいスジコもとれますよね。お米にも同じ効果があるので、マグロとスジコが入った海鮮丼などもおすすめです。

 さらに上にあげた食材にある栄養素の吸収を高めるためには水溶性のビタミンBが必要であり、秋の旬食材にも多く含まれているのです。例えば鮭やサンマ、鮭はとくにセロトニン生成力のあるチーズとの相性も良く、合わせて食べれば相乗効果も狙えます。さらにサツマイモにもビタミンB群がぎっしり。同じようにビタミンBを多く含む黒砂糖で大学芋にすれば、季節性うつ対策完璧な一品の完成です。

 季節性うつ(SAD)で気が滅入ってしまうのも分かりますが、秋ということを逆手にとっておいしく楽しく暗い気持ちを吹き飛ばし、アクティブにこの季節を乗り越えてゆきましょう。

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