1. 【年収1000万円越え】マッキンゼー流「問題解決スキル」の本質は「要因」と「対策」を考える事

【年収1000万円越え】マッキンゼー流「問題解決スキル」の本質は「要因」と「対策」を考える事

社員の年収は1000万円以上が当たり前

 マッキンゼー・アンド・カンパニー は、1926年にシカゴ大学経営学部教授のジェームズ・O・マッキンゼーにより設立されたアメリカ合衆国に本社を置くコンサルティング会社。マッキンゼーの年収は、1000万円以上が当たり前の会社であり、世界でも有数のエリート企業で有名だ。 日本にも会社を構えており、マッキンゼー出身者の有名人には大前研一氏や、DeNA創設者の南場智子氏、衆議院議員の江端貴子氏など、第一線で活躍する人物が多く存在する。

社員が優秀な理由は「マッキンゼー流仕事術」にあった

 一般的な感覚で、会社にとって役に立つ人材になるまでには入社してから3~4年はかかるだろう。そのタイミングで起業や経営、マネジメント層にキャリアを進めるというのは、かなり優秀な人なはずだ。しかしマッキンゼーの卒業生は、わずかな期間のうちにさまざまな分野で即活躍している。秘密の1つとして、マッキンゼーが独自に築き上げた「新人研修プログラム」で学ぶ仕事術がある。

 マッキンゼーにおいて研修を修了後は、そのままコンサルティングビジネスの最前線でさまざまな課題に取り組み、「自分で答えを見つけるスキル」を叩き込まれる。そのスキルを実際の仕事の中でひたすらに磨いていくことで「マッキンゼー流仕事術」を体得していくのだ。この仕事術によって入社年数にかかわらず、世界のどこに行っても「マッキンゼーの人間はすごい」といわれる力が身に付けられる。

マッキンゼー流「問題解決スキル」を学ぶ

 マッキンゼー流仕事術の本質は、物事を単に知識として学ぶのではなく、自分の“武器”として身に付けるところにある。マッキンゼーというと「問題解決スキル」や「ロジカルシンキング」といったテクニカルな要素に目が行ってしまいがちだが、それだけでは第一線で問題解決を仕事にすることはできない。

 「問題解決スキル」の前提になるマッキンゼー流の思考を少し疑似体験してみる。ここに、次のような2つの情報がある。

1. 新商品の売れ行きが良い
2. 新商品の売れ行きが悪い

 あなたはこの二つを見てどちらが「情報として有意である」と考えるだろうか。「へー!新商品は売れ行きがいいんだな」もしくは「なんだ、新商品は売れ行きが悪いのか」という感想で終わってしまう人は少し問題があるかもしれない。問題解決において大切なのは「感想を持つこと」ではなく「考えること」である。  上記の二つの情報は、一見「結果」としては大切な情報のように思われるがそうではない。マッキンゼーの視点から言うと 「So What?(だから何?)」「Why So?(それは、なぜ?)」という部分が抜け落ちているため、情報としての価値はさほどないのだ。

問題解決の本質は「要因」と「対策」を明らかにすること

 新商品の売れ行きが良くても悪くても、そこには必ず事実としての「要因」があるはずだ。そして要因が分かれば、その「対策」も必要になる。それぞれの場合について考えてみる。

売れ行きが良い:想定より幅広い年代層にヒットしたのが「要因」であり、「対策」としては増産態勢を検討すべき
売れ行きが悪い:年輩層に認知度が低い事が「要因」であり、「対策」としては年輩層に合ったプロモーションが必要

 このように何が「要因」で「対策」として何をすべきなのか、ここまで含めてはじめて「価値のある情報」と呼べる。というのがマッキンゼーで入社1年目から叩き込まれる考え方だ。言い換えれば、先の見えない状況、正解のない問題に対して「さまざまな事実と情報から自分ならどうすべきか」という答え(具体案)を見つけ出すことが大切で、ただ情報を集めるだけではダメだということを教えられるのだ。

 また、彼らが「日本経済を回復させる手法はあるか」という途方もない依頼を受けたとしても、決して諦めずに何かしらの解決方法を考えるだろう。いかなる問題に対しても「そんなことは分からない」と言わないのがマッキンゼー集団であり、根気強く調査分析を行い、真の問題を特定し、そこから「こんな答えがあったのか!」とクライアントに身を乗り出させる解決を導き出すのだ。

 今回紹介した「問題解決の考え方」はあらゆるシーンで役に立つ、シンプルながら非常に強力な思考術である。あくまで一例であり、このほかにもマッキンゼー流仕事術の極意は数多くある。まずはこの考え方を真似てみてはいかがだろうか。きっと、今までの思考を格段に飛躍させる”武器”となるだろう。

<参考記事>

Loading. 誠 Biz.ID > ワークスタイル > マッキンゼー流仕事術:マッキンゼー卒業生が、 入社1年で「一生使える仕事の技術を持てるワケ (1/3). 連載. » 2013年09月03日 08 時00分 UPDATE ...

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