1. 「主体性」「自主性」の意味の違いとは?主体的なスタッフを育てるディズニーの教え方

「主体性」「自主性」の意味の違いとは?主体的なスタッフを育てるディズニーの教え方

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 「自主性」と「主体性」。似ている言葉であるが「自主性」と「主体性」は、それぞれ異なる意味を持っている。

 「自主性」と「主体性」の違いを知った上で部下や後輩を指導すると、効果は目に見えて変わってくる。

 本記事では、「自主性」と「主体性」のそれぞれの意味 や違い、自主性や主体性を高める方法について解説する。

「自主性」という言葉が持つ意味とは?

そもそも「自主性」の意味とは?

 自主性とは、他人からの干渉や保護を受けず、独立してことを行う態度や性質のこと

 もう少し噛み砕いて説明すると、自主性とは、明確に定まっている「やるべきこと」を“人に言われる前に率先して自らやる(行動する)こと”である。

「自主的な人」とは?

 若手ビジネスパーソンの中には、上司や先輩社員に「自主的に動け」と言われたことがあるという人もいるのではないだろうか。

 この言葉を言い換えると「やるなら、やれと言われてからやるのでなく、自分でやろうと思ってからやれ」ということになる。

 具体的な例を出すと、仕事場で挨拶をする際に、自主的な人は上司や周囲から“挨拶しろ”と言われなくても、率先して元気よく挨拶することができる。

 つまり、自主的な人とは「やるべきことを誰かに言われる前にやること」ができる人のことなのだ。

「主体性」という言葉が持つ意味とは?

そもそも「主体性」の意味とは?

 主体性とは、どんな状況においても「自分の意志」や「判断」で責任を持って行動する態度や性質のこと

 つまり「主体性」がある人は、何をやるかは決まっていない状況でも自分で考えて、判断し、行動するということになる。

「主体的な人」とは?

 主体的な人とは「目的を明確にし、目的を果たすためには何をすべきかを自分で考え、リスクを承知で行動すること」ができる人のこと。

 極端かもしれないが、以下に主体的な人の行動の例を挙げてみよう。

 主体的な人が挨拶をしようとすると、まず「挨拶をすることの目的」を考える。

 そして、その目的が「職場環境をよくすること」であると定義したら、挨拶以外に朝礼をしようと企画して実行することができる。

 たとえ今まで朝礼の文化がなく、その文化が浸透しないリスクがあったとしても、主体的な人は朝礼を実行するのだ。

 つまり「主体性をもって行動する」ということは、自分で状況を判断して、自らの責任で最も効果的な行動をとるということである。

「自主性」と「主体性」2つの言葉の違いについて

 「自主性」と「主体性」違いを説明する。

「主体性」「自主性」の意味をおさらい

 「主体性」は、やるべきことをやるだけにとどまらない。

 場合によっては、今までやってきたことが効果的ではないからやめる、と判断することも主体性のある行動の一つだ。

 「自主性」は、やるべきことを如何にして人に言われる前にやるか——と考え、行動する態度のこと。

 つまり、自主的な行動をとり続けているばかりでは、自分で物事を考える習慣が付かず、反射的に行動をしてしまいがちになる。

「主体性」「自主性」:言葉の意味の違い

 この2つの言葉の大きな違いは「自分の頭で物事を考えるか、考えないか」にある。

 「自主性」のある行動をとる場合は自分の頭で考えないが、「主体性」のある行動をとる場合は自分の頭で考えなければならない。

 また「主体性」がある人には、自分のとった行動の結果に責任を負うという要素が含まれる。

 日本の企業では「自主性」を育てることに注力している場合が多く、上司に会った際は必ず自分から挨拶をするように指示される。

 また、「仕事を待っているのではなく、仕事を自分から探せ」などと言われるだけである。その場合、一つの仕事に対して責任を負わないということが多い。

 このような日本の企業では、「主体性」が身に付いてこない。

 “責任を負わせる”ことをしてこなかった日本企業の体質が、ビジネスパーソンが主体性を身に着けることを阻む大きな原因になっているといっても過言ではないだろう。





「主体性」「自主性」を高める方法とは?

主体性を高めるには「相手の自主性を潰さないようにする」のが第一

 主体性を高めるには、「こうやりなさい!」「何やってるの、駄目でしょ!」「なんでそんなことしたの!」「こうやればいいの!」など、 相手の自主性を潰さないことが第一だ。

 自主的な行動を否定されるばかりでは、主体的に何かを考えて目的を果たすために行動する気がなくなってしまう。

自主的・主体的になれない人には「考えさせて、自分で動く」流れを作る

 相手が動けないのなら、こちら側からヒントを与えるなどして「考えさせて、自分で動く」流れを作ってあげよう。

 もし失敗したのなら、「それは違う!」ではなく、何が違うのか、それによってどんなマイナスが生まれるのかを指導し、相手が自主的に動ける範囲を広げてあげること。

 それが、主体性のある人の教え方であり、主体性のある人に育てる方法なのだ。

「主体性」を伸ばすなら任せる。「自主性」を伸ばすならやるべきことを明確にする

 「主体性」「自主性」の違いを理解した上で、部下や後輩を指導する・しないとではマネジメント結果に大きな差が生まれる。

 部下の「主体性」を伸ばしていきたいのであれば、まずはやらせてあげることが大切。

 部下の「自主性」を伸ばす場合は、「やるべき事」を明確にしてあげることが大切だ。

 「主体性」と「自主性」——どちらが良い悪いということではないが、この2つの違いを理解した上で、後輩や部下に適した指導してみてはどうだろうか。

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