1. あなたの「会社を辞めたい」は本当? -会社を後悔しないで辞めるためにするべき4つのこと

あなたの「会社を辞めたい」は本当? -会社を後悔しないで辞めるためにするべき4つのこと

 多くの社会人が一度は考える「会社を辞める」ということ。「嫌な上司がいて…」「仕事が楽しくない…」「やりたいことができない」など、 そう思うには様々な原因があると思う。しかし、会社を選ぶというのは人生においてもかなり大きな決断だと言える。よって安易な気持ちで決めてしまうのは危険だ。

 会社を辞めたいと思う人で一番多いのは「そこで自分のやりたいことができない」という悩みを持つ人だ。何か目標や志があって入社したのに、実際にはやりたいことがやらせてもらえない。だから自分を違う環境に置きたい。そう考える人もいるはず。

 しかし、「やりたいことをやらせてもらえないから次の日に辞表を出す」というのは違う。そのような突発的な転職は大体にしてうまくいかないだろう。ではやりたいことができなくて悩んでいる人は、逆にどこまでやりきったら辞職しても後悔しないでいられるのだろうか。

やりたいことを考える前にやるべきことを考える

 やりたいことを明確に持っている新入社員はあまり多くはないと思う。しかし中には明確なビジョンを持って4月を迎える新社会人もいると思う。そういう人が最初にぶつかる壁がルーティン作業だ。「やりたいことがある」という人はそういった基礎的な仕事を飛ばして、その先のもっと大きな仕事にばかり目がいきがちだ。そのため、最初に与えられるであろうルーティンワークを軽視しがちなのである。

 しかし、その段階でやりたいことができないから転職する、という考えだとどこに行ってもうまくいかないだろう。どこかに移動しても最初からやりたいことができるとは限らない。そこの覚悟は必要だ。

 そのため、仕事を辞めたいと思った時には自分がやりたいことではなく、自分がやるべきことをきちんと成果を上げることができたかを考える必要がある。企業に入った以上は受け入れるべきものは受け入れなければならない。そして自由裁量権を与えられる立場に自ら立つことが必要だ。

 「やりたいことができない」というのは多くの人が悩んでいるが、その中できちんと自分の目の前のやるべきことをこなしている人は少ない。まずは自分に与えられたものの中で成果を出し、他人に認められるようにすることが大切だ。やりたいことを持つということはとても大切なことだ。しかししっかりと足下を見て進まないと転んでしまう。そのことをまずは考えよう。

自分の立場を客観的に見てみる

 自分がやりたいことをやるというのは、当然ながら大きな責任がつきまとう。そのためやりたいことをできるようになるには、自分自身の周りからの信頼を高めることが大切だ。「やりたいことができない」と嘆く人の中には、自分が周りからどう見られているのかをきちんと理解していない人がいる。つまりは自分を客観的に見ることをおろそかにしているということだ。

 「自分はこういうことがやりたい。だからやらせてほしい。」というだけでは相手を納得させることができない。自分視点のことでしか物事を見れていないからだ。自分は一体どれだけの能力があるのかをきちんと客観的に把握しておかないと、いざ自分がやりたいと言ってもそれが本当に今の自分にできることなのかを自分で判断することができない。

 突発的に転職活動を行っても、その中で自分に自分のやりたいことに見合うだけの市場価値がないことに気がつき、不本意な結果に終わることも少なくない。まずは自分を客観的に見て、自分のやりたいことに対して足りない部分を補っていくことが必要なのである。

あなたがやりたくないのは単なる日々の業務なのか見極める

 自分の仕事に不満がある。しかしその不満のベクトルがどこに向かっているのかをきちんと自分で分かるだろうか。仕事に対する不満としてはいくつか種類が挙げられる。 「日々の業務」「その業務が関わるプロジェクト」「会社自体の方向性」などだ。

 たとえどんな大好きな仕事に就いたとしても、365日24時間仕事を楽しいと思える人はいない。好きな仕事にだって辛い部分はある。今あなたがやりたくないと思っていることがそのような一時的なものではないかを見極めることが大切だ。

 自分の日々の業務ではなく、例えば自分の上司の仕事を自分がやっているのを想像して嫌になったりすることがあれば、それは考える余地がある。将来的にやることになるであろう仕事に対して意欲がわかないということは、その後のモチベーションの低下に繋がるからだ。

上司に相談してみる

 思い切って上司に相談してみるというのも手だ。「自分にはやりたいことがある。しかしいつまでもやらせてもらえない。」そのようなことを上司に主張してみることも、自分の業務内容を変えるきっかけになるかもしれない。

 逆に、自分には何が足りないかを教えてもらえるかもしれない。その時はきちんとそのアドバイスを受け入れることが次のステップへの近道だ。まずは自分がしたいことを上司に知ってもらえれば、何か機会があった時に、やりたいことを任せてもらえるかもしれない。もちろんその時点で自分がそのことに見合った能力を持っていることが前提にはなるが。

 このようなことをやってもやはりこの会社ではだめだ、と思ったらそこが転職を考えるタイミングなのかもしれない。頭に入れておくべきなのは、仕事を辞めるということはそれなりのリスク含んでいるということだ。

最後に

 リスクと比較した際にやはり自分の環境が見合わないと思った時にようやく自分がやりたいことができる環境に飛び込むことを選択肢に入れることができる。

 問題は、やるべきことをやらないで、現状への不満だけを理由に転職活動を行うということである。自分がやるべきことをやって初めてそこに意味が表れるということを考えて辞表については考えるべきなのだ。

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