1. 朝の通勤時間は寝ないことを勧めるワケ -通勤時間は集中力の宝庫

朝の通勤時間は寝ないことを勧めるワケ -通勤時間は集中力の宝庫

朝の通勤時間は生産性が高い

 職場までの通勤時間をあなたはどのように使っているだろうか。片道30分かかるとしても、1週間で5時間、1ヶ月で20時間、1年で240時間もの時間を通勤時間に費やしているのだ。

 また、朝というのは起きたばかりで頭の中がクリアな状態だ。そのため、夜よりも集中力が保ちやすい。そしてその朝の貴重な時間を通勤時間に使ってしまっているのだ。

 そのような時間を「仕事に向けて体力温存」と寝てしまうのは大変もったいない。このような時間こそ上手に活用すべきだ。今回はどのような使い方があるかをまとめてみる。

その1:インプットの時間に充てる

 通勤電車で本を読んだり、新聞を読んだりしている人は多い。こういったインプットの時間に通勤時間を充てるのはとても効率的だ。最近では電子書籍も普及が進んでおり、電車の中でも本や新聞を読みやすくなった。

 電車の中では、家とは違い自分の気を散らすものが少ない。そのため、本に集中することができるのだ。朝が集中しやすいということに加えてさらに集中しやすい空間なのだ。

 これを夜の帰宅途中にやってしまうと、すでに仕事の情報で頭がいっぱいになっているため、朝ほどの効果は見込めない。また、朝入れた情報がその日の仕事で活きてくることだってある。朝は新し情報を頭に入れるのにとても最適な時間なのだ。

その2:資格などの勉強をする

 前述した通り、朝の集中力は夜よりも高い。その時間を活かして勉強する時間に充てるのもいいだろう。

 19世紀のドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが実験により明らかにした法則に「エビングハウスの忘却線」がある。これによると、人は100%覚えた内容でも20分後には42%を忘れ、1時間後には56%も忘れてしまうというのだ。そのため記憶の定着力をあげるためには何度も繰り返し思い出すことが大切になる。

そのような時間を日常生活に設けるのは、忙しいビジネスマンにとっては難しい。しかし通勤時間というのはそれぞれに毎朝訪れるものである。ここで反復した勉強を行うというのはとても効率的なことなのだ。

その3:私用のメールなどを済ましておく

 会社についてから仕事を始める前にプライベートなメールを返している人も見かけるが、職場に着いてからプライベートなことを持ち込むのは、その後の集中力低下にも繋がる。そのため職場についてからはきちんと頭を切り替えるべきだ。

 そのためには、私用メールのチェックやSNSのチェックは通勤時間に行うのが良いだろう。SNSのチェックはインプットにも繋がる。

通勤時間を活用するために

 通勤時間を活用する方法は様々あるが、それをより効率的に活かすためにはその環境を自分で作る必要がある。そのような環境を整えるためにしておくべきことを以下に挙げてみた。

○自分の乗る電車を把握しておく

 自分は何分発の電車に乗るのか、そのために何分に家を出ればいいのか。それを知っておくことで気持ちに余裕を持って通勤することができる。どの電車の南郷車に乗るのか、、そういったことを意識しておくだけで通勤時間におけるストレスが軽減され、より効率的に過ごすことができるのだ。

○あえて各駅停車に乗る

 自分の乗る電車を把握する際に、各駅停車を選んでおくのも1つの手だ。多くの人は通勤時間を少しでも短縮するために急行電車を利用する。そのため、「急行電車は満員だが各駅は空いている…」という状況も起こる。

 急行電車ではなく、少し早く起きて各駅停車に乗ることも朝の通勤ラッシュによるストレスから解放されるために有効だ。急行電車よりも空いているため本を読んだりするのにも支障が出にくい。

 このように通勤時間を上手に活用する方法はたくさんある。通勤ラッシュが嫌で通勤時間が憂鬱だという人もいるかもしれないが、うまく活用できればとてもいい効果が生まれるのである。みなさんもぜひ参考にしてほしい。

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