1. あなたの職場が居心地のいい場所になる秘訣「上手にコミュニケーションをとるためにあなたができること」

あなたの職場が居心地のいい場所になる秘訣「上手にコミュニケーションをとるためにあなたができること」

職場でのコミュニケーションの重要性

 自分の仕事をより楽しめるかどうかは、職場での関係がうまくいっているかでも変わってくる。どんなに自分がやりたいと思っていたことを仕事にできても、職場内の雰囲気がぴりぴりしていたら楽しく働くことは難しいだろう。

 職場での関係を円滑にするには、普段どのようにコミュニケーションをとれるかによる。コミュニケーションが上手にとれていれば毎朝仕事に行くのが楽しくなるだろうし、チームとしての仕事の生産性があがることも期待できる。

 次の4つの話し方のコツを抑えることがコミュニケーションを上手にとれるようになることにつながる。

その1:普段から声をかける習慣をつける

 挨拶を元気にすることだけでも、職場の雰囲気は格段に明るくなる。そしてそれを次の会話につなげることができるのである。上司や先輩社員には敬語を使うことも大事だが、うまく話せないんじゃないかと考えるよりも、まずは話しかけることが重要だ。敬語を話そう、相手を敬おうという気持ちがあるだけでも相手に伝わる言葉のイメージは変わってくる。

 朝職場に着いたら先に着いている人に挨拶、先に帰宅する時はお疲れさまと挨拶。それができるだけでも、周囲との距離はグッと縮まる。聞くと簡単なようだが、その簡単なことをきちんと積み上げていくことが、よい関係を作る最初のコツなのである。

 自分は人見知りだし、何を話せばいいのか分からないという人も、挨拶をしようと思うだけだったらハードルはかなり下がるはずだ。まずは目の前に人に挨拶することから次の関係が始まるのである。

その2:相手の名前を呼ぶこと

 相手に声をかける時に次のように言ってしまう人はいないだろうか。
 「おい君、次に使う資料はどこにある?」
 「すみません、ここのことなのですが…」

 これを次のように変えるだけで、聞き手の印象は一気に変わる。
 「鈴木君、次に使う資料はどこにある?」
 「すみません佐藤課長、ここのことなのですが…」

 そう、相手の名前を呼ぶかどうかの違いである。「えっ?これだけ?」と思う人もいるかもしれないが、実際に自分が相手から声をかけられることを想像してみてほしい。名前で呼ばれるのと呼ばれないのでは、自分が感じるイメージはかなり異なるはずだ。

 名前を呼ぶということは相手の存在を認めているということである。きちんと自分に声をかけられていることを感じることができるため、安心できるのだ。だから感じ方が異なるのである。

 お互いの存在を認め合うだけでも、職場での居心地は格段に良くなる。それは自分の居場所を職場に認めることができるからだ。まずはお互いに声をかけるときに名前を呼ぶことを習慣にしてみよう。

その3:ボディーランゲージを取り入れる

 人は相手の身体の動きからも様々な情報を取り入れている。身振り手振りを加えるだけで、言葉の数を増やすことなく相手に的確に何かを伝えることができるのだ。もちろん人によってボディーランゲージの捉え方が異なることもあるからそこは注意が必要だが、ボディーランゲージを使うことでよりコミュニケーションの幅が広がる。

 ボディーランゲージにもいろいろ種類はある。

○アイコンタクト

 相手が話している時に相手の目を見るのは、きちんと話を聞いているという意思表示になる。そのため、話している側も安心して話すことができるのだ。その視線によっては相手を威圧するようなイメージになってしまうこともあるが、相手の話を聞いているという意思表示はコミュニケーションをとるうえで重要だ。

○腕組み

 腕組みというのは、一般に「拒絶」を表す。自分の中にこれ以上相手の話が入ってこないようにガードしている印象を与えるのだ。もちろんそれが楽な姿勢であるという場合もあるので一概には言えないが、大切な話をしている時は控えるのが無難だ。

○笑顔

 笑顔は相手に安心させる効果がある。会話中に笑顔を相手に向けているだけでも会話をする上ではとても大切だ。しかし怒られている時や、真剣な場では場違いとなり、相手に不快感を与えてしまうこともある。TPOを考える必要はあるだろう。

その4:傾聴力を持つ

 人と会話するとなると、とにかく自分から何か話さなければ、と焦ってしまう人もいるのではないだろうか。しかし人と話をする上で重要なのは、実は傾聴力なのである。相手の話を聞かないと、相手が何を求めているのかを知ることはできない。逆に相手が話したいものを汲み取ってあげられれば、会話に困ることはないだろう。

 だからこそ、相手を観察し、自分と相手を第三者の目で見られるようになるまで場数を踏むことが求められる。話をして相手とコミュニケーションをとるということは、それぞれ価値観の異なる人がお互いを知るということである。きちんとした関係を持ちたいと思えば、手間をかける必要があるのだ。

 話しにくいと感じていたり、どうしても沈黙が辛い時には、どうでもいいような話を相手に投げかけよう。その中で相手が興味を持ったなと思った内容を掘り下げていけばいいのだ。そのようなことを繰り返して相手を理解していくことが必要である。

最後に

 職場に行きたくないことが理由で仕事が辛いのは本当にもったいない。なぜならちょっとした努力でその雰囲気を変えることが可能だからだ。まずはあなたから挨拶を始めてみよう。今まで居づらいなと思っていた職場もイメージがぐーんとよくなるだろう。きっと他の人たちも変えたいと思っているはずだ。あなたが一歩踏み出すことがあなた自身の成長にもつながるのだ。

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