1. 【年収は財布の値段の200倍】お金持ちは長財布を使い、お金をパートナーのように大切に扱う

【年収は財布の値段の200倍】お金持ちは長財布を使い、お金をパートナーのように大切に扱う

稼ぐ人はなぜ長財布を使うのか?

 「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」の著者、亀田潤一郎氏は1967年に神奈川県生まれ、大学卒業後、税理士事務所、経営コンサルティング会社を経て2003年5月に税理士開業。数字に苦手意識を抱く中小企業経営者向けに独自の通帳活用法を開発、「資金繰り改善コンサルタント」として活躍中。

中小企業のお金持ち社長に指摘されたヨレヨレの財布

 亀田氏が敬愛する中小企業の社長がいた。年収約5000万円。もちろんお金持ちだったが、経営は手堅く、収入の大半を貯蓄に回していた。ある日、社長の目の前で自分のお財布を出して、お金を払う場面があった。すると社長の顔色が、突然曇り

「君は税理士を目指しているんだよね。僕は君みたいな人に、大切なお金の管理を任せたいとは思わない」

と言った。社長が苦々しい顔つきで見詰めていたのは、私のお財布だった。

「君は、お金に対してきれいなイメージを持っていないね。だから、そんなボロボロのお財布にお金を入れて、平気なんだ。そんな意識の人は、税理士には向いていないんじゃないかな」当時、亀田氏が使っていたのは、よく高校生が持っている2つ折りのマジックテープ式のお財布だった。値段は500円。常にお尻のポケットに入れていたので、ヒップラインに即して湾曲していた。

700近い財布を見て見つけた「長財布の法則」

 社長から指摘を受け、注意深く他人の財布を見るようになってある法則に気すいた。「稼ぐ人は必ず長財布を使っている」という法則である。人並み以上に稼いでいるビジネスパーソンで、2つ折りのお財布を使っている人はひとりもいなかったの。
 そして、稼いでいる人のお財布は、「薄い」という共通点も持っていた。無駄なカード類や領収書などが入っておらず、お札だけが入っているため、薄いのだ。

「なぜ、長財布を使うのですか?」
「だって、お札が伸び伸びできて居心地がよさそうじゃないか」

 稼いでいる人の多くはお金を擬人化して、あたかも自分のパートナーであるかのように語る。彼らにとって、お金は単なる交換の手段ではなく、人生を豊かにしてくれるよきパートナーなのだ。だからこそ、お金が気持ちよく暮らせるよう、美しい長財布の中に入れて、お金を丁重に接遇しているのだ。

財布の値段 × 200 = その人の年収

 長い間税理士として経験を積んだ亀田氏は、多くの企業で働くビジネスパーソンの年収など容易に把握することができた。そこでまた新たな法則に気付いた。それが上記の法則である。幾多の財布観察の経験からして、財布の値段の200倍が、その人の年収なのだ。これはほぼ間違いなくビジネスパーソンに対して当てはまる。年収1000万円の人なら5万円前後のお財布を使っており、年収の2000万円の人は、10万円前後のお財布を使っているものなのだ。

 この公式は、単に人様の年収をお財布の値段から推し量るためのツールではない。重要なのは、むしろ、この公式に当てはまらないお財布の所有者をどう判断するかにある。私の経験からはっきり言えるのは、以下の2点である。

■お財布の200倍が現在の年収よりも大きい人は、これからもっと稼ぐ。
■お財布の200倍が現在の年収よりも小さい人は、これから落ちていく。

稼げる人が財布に気を使っている点

1. 長財布が鉄則
 お金持ちはお金をもてなしたいというマインドを持っているか。お金をもてなすには、お金が居心地のいい空間を提供しなくてはならない。それには、お金が思い切り手足を伸ばせる長財布が最適。お財布は、お金のホテル。ホテルの居心地がよければ、お金は仲間を連れてリピートしてくれるのだ。

2. お札は揃えて入れる
 お札は、上下の向きを揃えて入れる。頭を下向きにすると「入りやすく出にくい」と言われるが「お金は世間を旅させたほうが大きくなって帰ってくるから上向きに」という人もいる。大切なのは、お札の向きを揃えることで、お金を意識することにある。お金を常に気にかける姿勢が、やがてお金をコントロールする 力につながっていく。

3. クレジットカードなどのカード類はなるべく少なく
 クレジットカードやポイントカードは、財布にあいた「お金の漏れ口」だ。カードを使って買い物をすると、必ずポイントという特典がついてくる。それゆえ、ポイントを貯めるために買い物をするという本末転倒に陥りやすいのだ。これでは、お金どころか、カードにコントロールされているようなもの。カード類は必要最低限に抑えよう。

4. 小銭入れは別に持つ
 お金持ちの多くは、札入れと小銭入れを分けている。なぜか。お札と小銭を一緒にすることに「違和感」があるからだ。お財布はお金のホテル、歴史上の偉人が描かれたお札は、お金界のVIP。VIPにくつろいでもらうホテルに、小銭君たちはちょっと邪魔。こうしてお金の世界の物語を空想することで、お金をポジティブに捉えられる。

財布という観点から見る「金持ち像」

 世の中に、お金に関して悪いイメージを持つ人は少なくないだろう。しかしそのような考えを持ち、お金を粗末に扱う人はお金持ちになれないだろうと亀田氏は語る。お金持ちは、ただ単に多くのお金を持っているのではなく、お金を大切にしているのだ。みなさも自分の財布を見てほしい。もしお札たちの「ここは狭いよ!」という声が聞こえたきがしたなら、長財布を買ってみてはいかがだろうか?

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