1. 本当にやりたいことは今のキミには分からない。」 -ビズリーチ 南氏が語る、絶対ブレない軸のつくり方

本当にやりたいことは今のキミには分からない。」 -ビズリーチ 南氏が語る、絶対ブレない軸のつくり方

目次

1.はじめに

2.人生観の変化
 ―モルガンスタンレーCEO ジョン・J・マックの言葉
 ― 1000個の考え

3.苦悩の2年間
 ―外資系金融マンをやりながら走り続けた半年
 ―外資系金融会社退職
 ―最初の仕事はフットサル場の管理人

4. 2004年9月、楽天プロ野球業界進出。
 ―楽天の創業メンバーになって・・・

5.最後に…
 ―【時間】
 ― 【干渉しすぎ、気にしすぎ】は
    日本人のよくない所
 ― <<感想>>

1.はじめに

今回は、南壮一郎氏の著書である「絶対ブレない「軸」のつくり方」を基に、
法政大学で講演して頂きました。

株式会社ビズリーチ 代表取締役
株式会社ルクサ   代表取締役
南 壮一郎


2009年、管理職やグローバル人材に特化した日本初の求職者課金型の転職サイト「ビズリーチ」を開設。ビジネスプロフェッショナル、企業、各業界に精通したヘッドハンターの三者を最適かつ効率的にマッチングするプラットフォームを提供。その後2010年には、高級商材に特化したタイムセールサイト「LUXA(ルクサ)」、2012年には、シンガポールを拠点とするビズリーチのアジア版「RegionUP」、2013年にはIT・Webエンジニアのコラボレーションツール「codebreak;」を次々と立ち上げる。

1999年、米・タフツ大学数量経済学部・国際関係学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券・投資銀行部に入社。その後、PCCWグループ日本支社立ち上げに参画し、2004年には、楽天イーグルス創業メンバーとなり、50年ぶりの新規球団の創設に携わる。

絶対ブレない「軸」のつくり方[単行本(ソフトカバー)]
南 壮一郎(著)
価格:¥1,500

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2.人生観の変化

2002 年6 月9 日。FIFA ワールドカップ。日本がW 杯で初勝利。
横浜スタジアム6万人が号泣。鳥肌が立つ思いをした。


そういう感動を与えたいという感情、それが全てのスタートだった。


翌日会社に行き、キャリアについて考え始める。これまでは順風満帆だと思っていたキャリアが、
突然出口のないト ンネルへと迷い込んでしまった。

  モルガンスタンレーCEO ジョン・J・マックの言葉

モルガンスタンレー証券新人研修でのジョン・J・マックの言葉を思い出す。

「これから悩むこともあるし、考える事もあるけれど、とにかく自分に聞いてみろ。

[I want to〜]
この文章の穴埋めをしてみろ。

結局、人間は自分のやりたいことしかできないし、自分のやりたいことは自分にしかわからない。
だから、やりたいことを書き出してみろ。」

  1000個の考え

僕はどんなことをやってみたいのだろうか。何になりたいのだろうか。
どんなことを実現したら涙が出るほど楽しいのだろうか。その中で3つにしぼった。

1.スポーツ
2.人
3.商売

この3つの柱を中心に思い浮かんだ仕事をぶつけてみた。

残ったものは2つ。【金融マン】か【スポーツ】か。

頭で考えれば絶対に金融マンの方がいい。しかし、いつも自分のハートがどう思うのかを優先してきた。 そしてスポーツを選択。しかし、どうすればスポーツ事業に参入できるのかよくわからなかった。

3.苦悩の2年間

  外資系金融マンをやりながら走り続けた半年

・スポーツビジネスマネージャーとして著名なジャック坂崎さんに相談。
・スポーツ事業をやっている会社の創業者
・社長・役員に手紙を書く。
・大リーグ30チームのGMに手紙を書く。
・オークランド・アスレチックスのGMのビリー・ビーンに会うためにサンフランシスコまで行く。
・エージェントに手紙を出したり、事務所の前まで行き直接交渉する。

しかし、ITバブルがはじけた2002年当時、どこも景気が悪く、いい返事をもらうことができなかった。

  外資系金融会社退職

半年続けてもW杯の時と何一つ変わらなかった。
外資系金融マンをとして仕事をこなす傍らで、 自分の許された時間内でしかやっていなかった。


もしフルスロットルでやったらどうなるのか?
ここで勝負しなかったらいつするのか?


26歳で自分のしたいことを挑戦しなかったら、この先絶対にしない。
そう思い、退職を決意。



何の当てもない。人脈も無い。貯金も無い。全てゼロからのスタートだった。

  最初の仕事はフットサル場の管理人

とにかく「スポーツ」と名のつくものを全てやろうと決意。


初めての仕事はフットサル場の管理人だった。


大学生にレンタルシューズやカップ麺を売るというものだった。
その他にもテニスの通訳など「スポーツ」と名のつくものを色々経験した。


自分にはやりたいことがある。そのために職も捨てたし、
本当に死ぬ気で何でもやる気だった。


それでも、自分の思い描く「やりたいこと」と現状との間には大きな隔たりが存在し、
その隙間 を埋めるための行動の全てが空回りしていた。

4.2004年9月、楽天プロ野球業界進出。

2004年6月、livedoorによる近鉄買収という
「プロ野球問題」に端を発し、楽天がプロ野球業界
に進出することになった。


「これしかない!」と思い、三木谷社長に直談判。
楽天ゴールデンイーグルスの創業メンバーとなった。

  楽天の創業メンバーになって・・・

全ての始まりはW杯で6万人が号泣し、鳥肌が立つ思いをしたこと。
それが全ての始まりだった。

仙台の街中で自分たちが選んだ色・球団名・ロゴの帽子を4歳の子供がかぶっていた。

シーズン最終戦のオーナー部屋からの景色は真っ赤だった。


自分が作ったマスコット・球場・チケット制度....
W杯の時の真っ青なスタジアムよりも奇麗な景色で震えるほどの思いだった。

「あと何回仕事を通じて涙できるのか、感動できるのか。そういう仕事に出会いたい。
そういう仕事を作ってみたい。そいういう仕事にたどり着いてみたい。」


人生は短く、そう何百回もできない。


何かに打ち込むということはとても素晴らしい事で、好きや感動は人それぞれ違う。


自分にとってそれはスポーツだった。20代、30代でやりたいことは変わる。
自分のやりたいことは何なのか自問自答し、その時のその今をぜひ生きてもらいたい。
という。

5.最後に・・・

  【時間】

人は確実にいつか死ぬ。
いつ爆発するかわからない時限爆弾が植え付けられている。

だからこそ、「今何をやりたいのか。」、「何をやっていきたいのか。」
自分で考え、 行動し、 歩んでいくことが大切。

  【干渉しすぎ、気にししすぎ】は日本人のよくない所

周りの言う事を気にしてはいけない。 
自分自身がよければすべてよしと考える。


親や他人に反対されようとも自分の人生なのだから
自分のやりたいことを貫くことが大切。

 <<感想>>

モルガンスタンレーから楽天イーグルスの創業メンバーとなる。
経歴だけを見れば、 苦労のない 人生のように思える。



しかしエリートな人物像の裏には弛まぬ努力と粘り強さ、
過酷な経験がありました。



限られた時間の中で自分が何をやりたいのかを考え、
行動し、目標に向かい続けること、それが大切だということを
再認識させて頂いた講演でした。

ともに戦える「仲間」のつくり方 [単行本(ソフトカバー)]
南 壮一郎 (著)
価格: ¥ 1,575

http://www.bizreach.co.jp/book/nakama.html

南壮一郎社長のもう一つの著書「ともに戦える「仲間」のつくり方」
という本には、 現在代表取締役 を務める株式会社ビズリーチの設立
当時の仲間のつくり方について 書かれています。


本当に大事なのは、「何をやるか」ではなく「誰とやるか」


廃業一歩手前まで追い込まれた南社長が悟った、大切なこと。


1000を超える人たちにビジネスモデルを否定され、しかも中心を
担うべきエンジニアにも そっぽを向かれ、創業後わずか半年で、
「ビズリーチ」は廃業の危機を迎えてしまいます。


南社長はどうやって仲間を集め、どうやってビズリーチを成功させたのか?


一人一人仲間がジョインしていく過程は、ワンピースを読んでいる
感覚と似ています。
ぜひ、オススメです!

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