1. 【TED日本語字幕まとめ】キャメロン・ラッセル 「ルックスだけが全てじゃない。モデルの私が言うんだから信じて」

【TED日本語字幕まとめ】キャメロン・ラッセル 「ルックスだけが全てじゃない。モデルの私が言うんだから信じて」

■ルックスだけが全てじゃない。 モデルの私が言うんだから信じて

キャメロン·ラッセル

【はじめに】

私は10年ほど、モデルの仕事をやっています。
この会場には何かピリピリした空気が漂っていますが、きっと私がこんな服を 着ているからですね。
幸いなことに今日は着替えを持ってきました 。
TED史上初のステージ上での衣装替えなので、これを見られる皆さんはラッキーだと思います 。

私は、こんなこと出来て本当にうれしいんです。
皆さんの私に対する考えを、ほんの10秒のうちに変えられるなんて、
そんなチャンス滅多にありませんものね。

「着替え後」

【イメージとは?】

イメージというものは強烈です。
しかし同時に、イメージとは 表面的なものなんです。
私はたった今、数秒で自分のイメージを変えました 。

私はこの写真の当時、 実は男の子と付き合ったこともありませんでした。
やりにくい撮影でカメラマンの指示に従い、背中を反らせたり男性の髪に手をやったりしたんです。もちろん手術や、こんな撮影のため数日前にやった、
ニセ日焼けが無ければ容姿を変えることなど、ほとんどできません。
単に表面的で変えられないものだと分かっていても、外見というものは私生活に莫大な影響を及ぼします。

私は「勇気」とは真実を話すことだと思っています。
なので、今回はよく聞かれる質問に正直に答えたいと思います。

【なぜ、モデルになったのか?】

いつも「スカウトされたから」と答えます。
しかし、これは答えになってません。
私がモデルになれた真の理由は、偉大な伝承物を受け取ったからです。
受け継がれた伝承物は何かというと 、長身ですらっとした体型、女性らしさや 白い肌などです。この様に、私に都合良く受け継がれて来たものを使って稼いでいるわけです。これを疑問視する人もいるでしょう。
ファッションに詳しい方はこう言うかもしれません。
「ナオミやタイラ、ジョン・スモールズ、リウ・ウェンなど白人以外のモデルもいるぞ」 と。

でも実は、そうではないんです。
2007年ニューヨーク大の聡明な博士課程の大学院生が、ランウェイを歩くモデルを一人残らず数えました。雇用された677人のモデルのうち、白人以外の人種は4%未満の27人だけだったんです。

【大人になったらモデルになれるのか?】

私はまず、「さぁ、それは私が決めることではないし」と言ってから、
尋ねて来た少女達に聞きます。
「なぜモデルになりたいの? 他にもいろいろなれるじゃない、米国大統領とか 次世代インターネットの発明者とか米国大統領とか次世代インターネットの発明者とかあるいは、忍者心胸外科医詩人なんてどう? まだ誰もなってないんだから 最高じゃない?」 と。

こうやって他の選択肢を挙げても 、私はモデルになりたいの」と言ったら、
「だったら私のボスになるといいわ」 と私は答えます。
私には何の権限もないけれど、米版『ヴォーグ』の編集長やH&MのCEO、
あるいは次のスティーヴン・マイゼルになれるかもしれません。
モデルになりたいというのは「宝くじを当てたい」と言うのと、同じことなんです。
素晴らしいことですが、自分の力ではどうにもならないことであり、
キャリアとして成長できるものでもないんです 。

【画像修正はしているのか?】

ほぼ全ての写真が修整されます。
でも、それだけではありません。
ヘアスタイリスト、メイクアップアーティスト、カメラマン、スタイリスト等の専門家を始め、彼らのアシスタントやプリプロ・ポスプロ等、皆で作りあげる作品であり「私」ではないんです 。

【無料で色々もらえるの?】

日常では絶対に使わない、20cmのヒールなら余るほどあります。
無料でもらえるものと言えば、私生活で得られるもので普通はあまり口にされません。地元のケンブリッジで、ショッピングに行ったときに、お金を忘れてしまいました。しかし、欲しかったドレスがタダで貰えたんです。
ティーンの時に友だちとドライブしていました。間違えて赤信号を突っ切ってしまい、警察に止められましたが「お巡りさん ごめんなさい」と言うと、
見逃してもらえました。
こういった無料のものは、私自身に関係なく私の外見のおかげで得られるんです。

【モデルってどうなの?】

質問者の方々が期待する答えというのは、
「すらっとして 髪が美しかったら 幸せで 有名になれるわ」です。
しかし、私はこう答えます。
「世界中を飛び回り、才能があり情熱を持つクリエイティブな人たちと仕事ができるのは素晴らしいです」
確かに嘘では ありませんが、真実の半分でしかありません。
誰もカメラに向かっては、絶対に言わないものですが、私達は不安なのです。
なぜ不安なのかと言うと、毎日自分の外見を 気にしなくてはいけないからです。

【最後に】

今日の私の話を聞いて、外見上の成功や失敗の裏にはイメージの持つ力の影響があるという事を考えられるように なって頂ける事を願っています。

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