HOMEビジネス 佐藤航陽のメタップス式、メガベンチャーの創り方

佐藤航陽のメタップス式、メガベンチャーの創り方

hotaka

2016/12/06(最終更新日:2016/12/06)


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出典: Amazon.co.jp

なぜ事業をやるのか?

エグジットして資金がほしい? 
一流の経営者になりたい? 
事業を通してなにかを表現したい?

「自分の中の疑問に答えを出す」 
自分は何者で、何のためにやっていて、どこを目指しているか?
ここをはっきりさせる。

やらないことの重要性

やることを進める前にやらないことのルールを決める 

・皆がやっていてすぐ儲かりそうな事業 
これは、一番儲からない事業なので、やらないし、撤退する。 

・媚びない 
大企業にカスタマイズして、自分の提供したい価値に繋がっていないのはダメ。 

・群れない 
どうしても同年代で話したがるが、自分が上手くいってない時に周りを見て安心してしまう危険性。まだ自分の100倍・1000倍優秀な人と。

グローバル展開の鍵

・グローバルでの勝負に持ち込めれば大企業にも勝てる競争優位性が出せる。 

・ 日本の事業を世界向けに作り直すほうが実はずっと難しい。
日本のクライアントと世界のクライアントのニーズはまったく違うため、そのままスケールさせる ことには繋がらない。 

・競合も(資金面等で)超強いため、彼らと世界中で競争していると、勝手にレベルが上がっていく。目線もどんどん上がっていく。

チームビルディング

誰に声をかけるべきか?

・声をかけるのに躊躇してしまうぐらいの能力の高い人。
自分より優秀な人。

互いに最高のリスクを負う

・必ずリスクを取ってもらい、自分も最高のリスクを負う相互の関係を作りだす。
相手はどんなオファーも断り、自分は最高の給与と最高のストックオプションなどを用意する。 優秀なあの人が行くような会社は、どんな会社なのだろう?と次々優秀な人が集まる二次的な効果が見込める。 

遠慮しない

・集まる人の質は描く絵の大きさと比例。重要なのは現在ではなく将来。
例え、どんなに儲かっていても、スケールしないようなビジョンであれば、優秀な人は集まらない。 今、資本金1000万・売上1億でも将来1000億売り上げるビジョンを持つ。

現実との向き合い方

・現実ってなに? 
現実とは、皆の頭の中にある思い込み。 自分が現実に合わせるのではなく、 現実のほうに合わせてもらう。 不可能は意識的に無視する。
(覚悟を決めて開き直る) 

・自分に嘘をつかない 
他人から批判されること、誰かとぶつかることを恐れない。 
「もし恐怖がなかったら何をするか?」 それが本当にやるべきこと。

質疑応答

Q. グローバル採用における巻き込み方とマネジメント


履歴書を提出して、採用面談というのは、あまり効果的ではない。 
残っているのは、ほとんど人の紹介。 優秀な人の知り合いは優秀なので、その人をなんとかして採用する。 そしてなによりも、今いる人が他の人を連れてきたいと思うような魅力的なプロダクトと会社を創るべき。 海外のマネジメントに関しては「 しない」という方針。「現地のマネジメントは、この人に任せられる!」という現地の人材を採用すればいい。 現地のマネジャーは、社長。対等な関係でコミュニケーションをとる。

Q. グローバルにおける競争優位性は? グローバル展開における第一歩は?

「アジア×Android」などのセグメントの掛けあわせ。  逆に他のセグメントは捨てる。 そしてまだ勝てないならカテゴリを掛けあわせて、100%で勝ちにいき、横に展開 していく。 メタップスなら、「アジア×Android×ゲーム」。  最初の一歩はクレイジーでもいいから踏み出す。 同じ未来を描いている人を探して、とことん口説く。


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