1. 「iQONが100万ユーザー獲得するまでにやってよかったこと悪かったこと」- VASILY金山裕樹氏

「iQONが100万ユーザー獲得するまでにやってよかったこと悪かったこと」- VASILY金山裕樹氏

金山裕樹(株式会社VASILY CEO)

金山裕樹(かなやま ゆうき):1978年静岡生まれ。05年にYahoo!JAPANに入社後、Yahoo!FASHION、X BRANDの立ち上げに参画。09年に株式会社VASILYを設立し代表を務める。

・キャリア
→バンドマン (10年前)
→音楽系ネットベンチャー で企画/編集(8年前)
→Yahoo!にてYahoo!FASHIONとX BRAND立ち上げ(5年前
→VASILY企業、自己資金で受託+自社サービス開発(4年前)
→iQONスタート(3年前) →VCから1.4億円調達(2年前)
→iQON月間訪問者数100万人達成(1年前) 現在、34歳で浜松出身。

1年前の訪問者数100万人達成までには 地獄のような道のりを が続いていたと言う。

・iQONとは?
iQONは、服の画像を組み合わせて、コーディネートしたり、そのコーディネートから服を買ったりできるソーシャルファッションサービス。

iQON(アイコン)はオンライン上の人と人とのつながりから新しいファッションを発見できる ソーシャルファッションサイトです。

・4つのフェーズで見たやってよかった事(Good)・悪かった事(Bad)
 ① サービス立ち上げ期
 ② ファイナンス実行
 ③ ファイナンス後
 ④ サービス拡大期

①サービス立ち上げ期

■他社のサービスを見まくる:Good
 他のサービスのUXを知り、自分のサービスでの問題解決につなげる。

■クローズドのテスト:Good
 これは、絶対やった方がいい。ユーザーに恥ずかしいものを出して、がっかりさせてはダメ。身内で一ヶ月やってみて、機能増やした(例: 女の子がコーディネートを投稿するモチベーションを保つためのコンテスト機能)など。

■ユーザーになりそうな人にメールしまくる:Good
 ユーザーのいないところにアプローチしてもしょうがない。だからこそ草の根レベルで潜在顧客にアプローチする。最初は、Amebaで定型文を送りまくっていたらBANされたという。

■サイト制作の一部分を外注する:Bad
 
スタートアップはすべての成功と失敗がノウハウになるので、外注するとそれが貯まらない。なんとか中で体制を整えるべき。ベンチャーは、いつかアニメのように急激に成長するタイミングが来る!

■TechCrunchなどのメディアに掲載してもらう:Good&Bad
 ファイナンスするときに、バリューの証拠になる。あの忙しい西田さんが書いてくれるほどのサービスということになる。そして書くの上手いから、自分がブログを書くより思いが伝わる。ただTechCrunchを読んでいる層とユーザー属性が合わないとまったくユーザーが増えない。ユーザーが増えるとは思わないほうがいい。

■いろんなVCに会う:Good
 プレゼンの練習になる。どこも聞いてくることは一緒なので、段々レベルUPしてくる。

■社長同士の飲み会に参加する:Bad
 ズバリ!これでユーザーは増えない。スクリーニングされてる会なら行ってもOKかも。

②ファイナンス実行

■ファイナンスの勉強をする:Good
 プロに任せるべきという意見もあり賛否両論だが、簿記二級レベルは必要。 会社の数字を読めないと、VCとも渡り合えない。 

■有名VCを狙う:Bad
 大事なのは会社のネームバリューではなく、担当者。魂の一部を持ってくれる人と考えるべき。一緒に仕事をやりたい人。VCは敵じゃない。

■バリエーション、調達額はこちらから言う:Good

■粘り強く交渉する:Bad 

 バリエーション・調達金額・期間を決めて、事業を止めないように。

■事業計画はプロに作ってもらう:Bad
  
考えるプロセスが大切。自分の言葉で説明できるように。

■内々定くらい出たら事業加速のためにアクセルを全開に踏む:Good
 既成事実を作って、「もう戻れないですよー」ってVCにプレッシャー。

■同じようなファイナンスをした起業家に相談する:Good
 恥ずかしいけど、それで成功確率があがるならするべき。それがエコシステムに繋がってもくる。

■事業計画はプロに作ってもらう:Bad
 考えるプロセスが大切。自分の言葉で説明できるように。

■ファイナンスに失敗した時のリカバリー策を考えておく:Good

■有名VCを狙う:Bad
 大事なのは会社のネームバリューではなく、担当者。魂の一部を持ってくれる人と考えるべき。一緒に仕事をやりたい人。VCは敵じゃない。

■投資契約書はVCを信じる:Bad
 コストも時間もかける。自分が一字一句理解できるまで。リスクは、排除する。

③ファイナンス後

■スピードアップのためにとにかく人をとりまくる:Bad
 スキルは身につくから、ビジョンへの共感を優先させる。

■セミナーで講演したり、ブログを積極的に書く:Bad
 そんな暇があれば、ワイヤフレーム書いたり、ユーザーのことを考える。チヤホヤされても、ユーザーは増えない。

■給与体系の見直しや福利厚生を充実させる:Bad
 これがなくても来るような人材をとる。

■会社のビジョン・ミッションを明確にする:Bad
  ファイナンスしたからといって変わるものではない。元からあるべき。

■VCの担当者に事業の相談をする:Good
 酸いも甘いも共にする。

■イケてるオフィスに引っ越す:Bad
 リクルートに役立つ言われるが、そんなやつは採らなくてもいい。ビジョンへの共感だけでとればいい。そしてオフィスでユーザーは増えない。

④サービス拡大期

■リーンスタートアップ的プロダクトリリース:Bad
 納得行かないものはださない。予想できるクレームは潰してからが出すレベル。特にアプリは要注意!レビューが残ってしまうので、低レベルのものを出すと二度とDLされないアプリになる可能性がある。

■ユーザーへのアンケートを積極的に行いプロダクトに反映させた:Good
 タイムラインがあるサービスはそこにアンケートを流すと効果的。

■ユーザーとオフラインのMTGを行い意見を聞いた:Good
 これは、ヘビーユーザーから選ぶ。

■ユーザーの行動をビデオに撮影して分析を行った:Good
 なにに悩んでいるか、クリックの動作などを観察。80%の完成を20%の時間で終わらせていることに気づいたので、残り20%のフィニッシュを楽にしてあげると時間が短縮されて、見る時間が増える。

■そのノリでユーザーを採用しちゃった!:Good 
 ユーザーの時点で世界観に共感し、サービスに愛があるので一番いい! 社員が元(というか現)ユーザーばかりということで、コストを低くして社内テストをしまくったスピードがとても早い!

■ユーザーへのアンケートを積極的に行いプロダクトに反映させた:Good
 タイムラインがあるサービスはそこにアンケートを流すと効果的。

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