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プロジェクトを成功へと導く、5つの「仕事の進め方」

hotaka

2016/12/12(最終更新日:2016/12/12)


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新しいアイディアを思いつき、プロジェクトとして動き始めようと思ったときに、このような状況に陥ってしまったことはないだろうか? 

“戦略やプランを描いても、誰も動いてくれない” 
“プロジェクトの最初は勢いがあるが 時間とともに尻つぼみになってしまう”

このような状況に、今後陥らないようにする、グロービス経営大学院の田久保善彦さんに語る、プロジェクトを成功へと導く、5つの「仕事の進め方」とは・・?

5つの「仕事の進め方」

①パワー基盤を作る

② 基本的なプランを構築する

③ 実行にとりかかる

④ 実行を継続する

⑤ 自ら成長し続ける

①パワー基盤を作る

⇒まずは、土台をしっかり作るということ 

パワー基盤を作るためには、 3つのステップを行うこと!

ステップ1 

「信頼の残高を増やす」 

仕事に対する姿勢、コミュニケーションの取り方、専門性というのは、 人間が信頼を寄せる際の判断基準になる。 これを磨いていくことで、個人としての信頼を高めることができ、 信頼の残高が増えていく。

ステップ2

「意味ある人脈をつくる 」

社内の人間
・困った時に相談できる人
・有益な情報をくれる人
・キーパーソンを紹介してくれる人

社外の人間
・新たな気づきをくれる人
・第三者の立場でアドバイスをくれる人 

ステップ3

「健全な根回しをする」

プロジェクトがが急に上手くいくような、魔法の薬はない。成功に導くには、しっかりと根回しをしておく必要がある。

その方法は、下記の通り。

・ステークホルダーの分析 
周りの人がどういう興味・関心を持っているのか分析する

・根回しの下ごしらえ
お金、リソースの確保、安易な迎合はしない

②基本的なプランを構築する

思いついたプランを、絵に描いた餅にしないためには ?

・動画イメージが湧く「動くプランを作る」
誰がこの案件に関わっていて、その人たちはどんなタイプで、その人たちによって、何がいつまでにできそうか?

これを頭の中で、具体的にシュミレーションできるようにする。 

ポイント

主要関係者の力量を知ること

「動くプラン」作成の留意点
・会社のミッション、ビジョンとの整合性の担保
・やること、やらないこと、判断基準の明確化
・マイルストーンの設定
・リスクを想定する
・状況に応じてプランを変更する勇気を持つ

③実行にとりかかる

実行の際に、重要なのは「スモール・ウィン」
スモール・ウィン=小さな勝利を積み重ねる

スモール・ウィンを効果的に積み重ねるには? 

成果を賞賛することで チームの士気を高める 
【メンバーが主体的に動きたくなる状態を作る】 
『出来る⇒やりたい⇒やるのが楽しみ』       
この状態まで、持っていくことが大事!

共に闘う仲間を作る 
ひとりでやるのは、とても辛い・・・ 

参加メンバーを巻き込む方法 
自らの想いを伝え、態度で見せる 
「7W 2H」の法則

④実行を継続する

実行を継続する際に、重要なことは、
話し手と聞き手の温度差を意識して 、コミュニケーションをとること  

そのためには、この5つが実行継続のカギ。
・相手とは前提が異なることを意識する
・「KISS」の法則 
・ストーリーテーリング 
・感情を芽生えさせる 
・コミュニケーションの回数を増やす

5つの『見える化』
・問題の見える化
・状況の見える化
・顧客の見える化
・知恵の見える化
・経営の見える化 

⑤自ら成長し続ける

自己成長に欠かせない7つの大切な心構え 

・その時、その時のベストを尽くす 
・ロール モデルを頭に描く 
・メンターを持つ 
・自らを振り返る時間を持つ 
・身の回りにあるもの全てから学ぶ姿勢を持つ 
・学び方を学ぶ 
・集団での成長を意識する

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